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HKS-CAMP購入 
燃費データ その1 New!

§HKS-CAMP購入 
2002/7/13

 シビックを購入してから、燃費というものを結構意識して車を運転するようになりました。
インテの頃は踏みたいだけ踏んでいたんですけどね(笑)

 また、最近はさまざまな燃費向上グッズも導入したりしていますが、結局燃費自体は満タン法でしか計測するすべがありません。
これだと各グッズがどのくらい車に対して効果的なのか今一解りませんし、何よりどんな運転が燃費向上に役立つのか、もちろんどんな運転が燃費悪化に繋がるのかもわかりません。

 シビック購入後ずっとEXCEL上で燃費データを付けて一喜一憂したりしていますが、その数値の解析もできない状態ですヽ(´ー`)ノ

 ところでFitには区間燃費を測定する機能が標準で付いており、これは結構便利だと感じました。
しかしFitより前の発売になるシビックには付いていません(;´д⊂)
うーん残念・・・と思っていると、燃費改善を努力されている方のサイトで殆どの方が“HKS-CAMP”というものを導入されている事に気がつきました。

 けど高いし特殊な装置なんだろうなーと思っていたのですが、オートバックスに行って見るとなんと2万円程で手に入ると言うではありませんか!(HKSのサイトでは4万近いんですけどね)
早速イエローハットで注文し取り付けてもらう事にしました(笑)


 さてこのCAMPというのを知らない方もいらっしゃると思うので機能を簡単に説明しますと、カーTVなどの画面に車速、エンジン回転数、燃費、燃料流量、インジェクター開度、走行抵抗を表示する装置です。

 これらのデータをアナログ/デジタル表示でき、またデーターロガー機能を搭載、区間データを5つまで計測可能
おまけ機能としてアクアゾーンもどきも付いています(笑)
くわしくはHKSのサイトをご覧ください。


 さて取り付け自体はショップにお願いしたのですが、実際の細かいデータは実測して入力する必要があります。
特にインジェクション容量は誤差がかならず生じるらしく、何度か誤差修正する必要があるそうです。

 今現在一回目のデータ修正を行いましたが、メーカーデータより-14.3%の誤差が生じていました。
つまり購入から今まで表示されていたデータは実際より大きい(燃費が悪い)ものだったんですね・・・
参考までに私のシビックiEは一回目の修正で232.2ccという事になっています。
シビックVtiより少ないですね。


 〜ファーストインプレッション〜


 大いに期待していた装置なわけですが、期待を裏切らず素晴らしい装置です!

 この装置がなければ、一体自分の車がどんな感じで燃料を消費しているのか、いつどのタイミングでどのくらい?というのが解らないわけですが、それがすべてわかるんです。

 例えばアイドリングの時だけでも、ちょこっとした事で3倍くらい燃料消費量が変わってきます。
エアコンを付ければアイドリング回転が上がるので、確かに燃料使ってそうだなって事はわかりますが、CAMPが有れば何cc余分に出ているか解るので、かなり暑くてもエアコン我慢してしまう事になります(笑)

 電装関係の稼動でも燃費が変化するのが解り驚きました。そうなんだーやっぱ発電するんだもんね、と関心したりします(^^;


 また自分のシビックの場合、高速で燃費が伸びないのでずっと不思議でした。
普通は街乗りで燃費が最悪で、高速は燃費が良くなると思いますものね。

 実際データを見てみると、本当に渋滞している市内を走るとリッター5〜7くらい、ちょこっと空いている市内だと10〜14、郊外だと14〜23リッター25程度で巡航できる速度は時速40〜60キロ程度というのが解りました。

 つまりこの速度より上はどんどん燃費が悪化するという事です。
参考までに時速100キロでの平均燃費はリッター12〜13、120キロだと10〜12程度。
それ以上だと10を切ります(;´д⊂)
(以上データ訂正前の数値なので1割程度は上がるはず)


 CAMPのお陰で、上り坂や加速などが致命的に燃料を消費してしまう事が解りました(最悪巡航状態の10倍以上の燃料消費)。
なので渋滞や上り坂は天敵ですね(笑)
そういう点で、良く走る岩手〜青森間の高速道路は燃費最悪。


 さらに同じ加速でも、トローっとアクセルを踏んで(50cc/分)ゆっくり加速するより、ある程度スパッと踏んで(100cc/分)短時間で加速してから巡航に移った方がトータル燃費が良い事もわかりました。
CAMPのお陰で、加速から巡航に移る際の無駄な踏み込みが少なくなったのも嬉しい所です。
常に最適な燃料消費量が解るのは精神衛生的にも良いですね。


 ただCAMPの映像はアナログのためお世辞にも視認性が良いとは言えず、またCAMPの画面を見つづけて運転するのは危険極まりないのも間違いありません。
自分も何度か危険な目に・・・

 けど燃費の良い運転をしたいという方のためにアラーム機能があります。
これを例えば100cc/分にセットして、加速時の無駄な踏み込みを音で知らせるようにする事もできます。


 以上なんかCAMP普及推進記事みたいになってしまいましたが、少なくとも自分にとっては痒いところに手の届く気持ちになれる装置でした(゚д゚)ウマウマ

 もうちょっとHKSにはユーザーフレンドリーに作って貰えれば嬉しいのですけど(笑)



§燃費データ その1 2002/7/19

 最近高速道路を使う機会が多かったので、高速走行のデータを採ってみました。
現在使用している燃費改善グッズは、フュエルパイプにネオジム3連、エアクリ入り口にエコ・バンドIIを使用しています。



 参考までに燃費重視走行の時は走行速度を80〜110程度に抑えて、上り坂でもアクセルをなるべく踏み込まないようにしている状態です。

 そうすると流石に平均速度は90前後になりますが、その代わり燃費は16〜17台と良好な数値です。

 速度重視走行は走行速度を100〜130程度にし、上り坂でもアクセルをかなり踏み込み加速させる状態です。

 この場合平均速度は100〜110台になりますが、燃費は14台と燃費走行状態より2〜3程度下がってしまいます。

 それなら燃費重視走行の方が良いじゃないかとなりますが、秋田-盛岡間を見た場合燃費が16.2から14.1と約13%低下するのと引き換えに、到着時間は112分から23分も短い89分で約15%の時間短縮になりました。

平均速度は88から104と18%アップ ですが、実際にはトップスピードは燃費走行時が110、速度重視時が140程度とかなり差があり、燃費を悪化させる加速度合いもかなり激しいものがありますので、逆にリッター14.1というのは良い数値なのかもしれません。

 燃費というのはリッターあたりの走行距離なので時間 という要素は含まれていませんが、今回のデータから時間と言う要素もコストに含めるとしたら、実はある程度速度を上げて走行してもトータルのコストはあまり下がらないという事ができそうです。

 私は社用で自分の車を使用しているので、まさにタイムisマネーですからその点は重要だったりします(^^;
もちろん時間にゆとりがある時や燃費重視の時も有ると思いますが、その場合は高速でも80〜100程度で走行するのが燃費の良い運転だと思います。
この状態ですと巡航で20〜30程度の燃費を出すことができました。




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