PC ハードウエアレビュー

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PC  
2009/10/16

◆SONY Cyber-shot DSC-WX1を購入しました。

 同じくDSC-W170を一年半ほど前に購入して気に入って使っていましたが、来月ハワイに行くので動画も撮りたい!という事で新機種を選考しました。

  〜WX1スペック〜

 画素:1060万画素 Exmor R-CMOSセンサー(1/2.4型)
 光学:5倍(24〜120mm)F2.4〜5.9
 マクロ:5cm〜
 動画:1280x720(30fps Mpeg4)
 記録:メモリースティックDUO(PRO)
 電源:インフォリチウムG(約350枚/約175分撮影可能)
 モニター:2.7型TFT
 サイズ:幅90.5×高51.8×奥行19.8
 重量:120g





 今回は動画撮影機能を優先したため、かなり悩みました。
調べてみると、やはりデジカメで動画というのは厳しいようで、動画ならビデオカメラを買えというのが玄人の意見のようです。
しかしデジカメとビデオ二つ持っていくのは大変ですし、私は動画は少ししか撮らないのでデジカメの動画撮影機能でも良いのですよね。

 今回のポイントはハイビジョン(720p)かつ動画撮影中のズームが効く事。
これだけで、既に数機種しか残らないです(笑)
最後まで選考に残ったのはパナのTZ7とソニーのWX1でした。
ではなぜWX1になったかと言うと、CCDを採用するTZ7はスミアがかなり発生するが、CMOSのWX1はそれが無いという事。

 もっともWX1にもマイナスポイントは沢山有ったのですが、現時点でパーフェクトなデジカメなんぞ無い!という事で妥協してWX1になりました。
将来、動画も完璧、静止画も完璧というデジカメが出たらまた検討します。


 WX1はW170の親戚?みたいなものなのですが、ちょっと野暮ったいW170と違ってスリムでカッコよいですね。
動作もさらにサクサクだし、電源ボタンも押しやすい。
メニューもいつもどおりで解りやすいし、バッテリーからメモリーまで使い回しが出来るのは助かります。

 今回はキタムラで大体25000円程度で購入できました。
ソニーにしてもパナにしても、最新機種だというのに数ヶ月で暴落するのが悲しいですね。
W170の時には泣きましたが、今回は安く買えて嬉しいという所です。


 さて、購入したのは鹿児島駅のキタムラだったので、早速W170ともども夜景撮影にチャレンジ。

WX1にはオートモードの他に人物ブレ軽減と手持ち夜景モードという素晴らしいモードが有ります。
これがWX1を夜景最強デジカメと言わしめている所以ですが、早速サンプルを。



これは人物ブレ軽減軽減モード。
かなり夜景を明るく写すことが可能です。
これでISO-3200!
少し前のデジカメでISO-400程度で撮影したのと変らないほどの少ないノイズです。



こちらは手持ち夜景モード。
しっとり落ち着いた写真になっていますが、これでISO-400。
この縮小写真では凄さが解らないと思うので部分拡大します。



夜景撮影なのにノイズがめっちゃ少ない!
凄い!



こちらは旧来のW170で同じくISO-400で撮影したもの。
そう、ISO-400での夜景撮影ではこの位ノイズが出て当たり前だったのです!

WX1はISO-3200の高感度撮影すらノイズの少ない見られる写真が撮れるのに、さらにノイズの少ない写真を撮れる凄いカメラなのです。
これが裏面照射型CMOSセンサーExmor Rの威力・・・

夜間の動画撮影もしてみました。



動画も明るい!
そして高精細!ズームもできる!(T-T)感涙

そしてまたもや凄い機能が、簡単パノラマ撮影機能。



パノラマモードにしてカメラの指示通り体をひねれば完成!
上下方向も左右方向もパノラマ撮影可能です。

ただでさえ広角端24mmで使いやすいのに、さらにパノラマ撮影可能なので旅行先とかでは楽しく使えそうです。


夜間撮影は最高です。
あと、問題は日中の撮影ですね。
WX1のネガティブポイントの日中撮影がどうなのか、後日・・・


PC  
2008/4/22

■SONY サイバーショット(Cyber-shot)DSC-W170を購入したので簡易レビューです。

 発売されたばかりでどこも強気な価格でしたが、キタムラで3万少々でゲット。
 T9を下取りして貰おうと思ったけど、凄く安かったので手元に置く事に(^^;

  〜W170スペック〜

 画素:1030万画素CCD(1/2.3型)
 光学:5倍(28〜140mm)F3.3〜5.2
 マクロ:10cm〜
 動画:640x480(30fps Mpeg1)
 記録:メモリースティックDUO(PRO)
 電源:インフォリチウムG(約390枚/約195分撮影可能)
 モニター:2.7型TFT
 サイズ:幅93.7×高58.0×奥行24.0
 重量:142g

 
 

 色はゴールド。シャンパーンゴールドと言った感じの上品な色です。
 表面はヘアライン処理してあり、金属の質感が良い感じです。
 T9は見かけによらずズッシリ重かったですが、W170は見た目より軽い(笑)
 パワーボタンのグリーンランプがお洒落です。

 

 WシリーズなのにT9より液晶が大きいのは凄い。
 画素も23万ドットあり、高精細な表示。しかも明るい。
 ここがW120ではなくW170を選んだポイントでした。

 分かり易いモードダイヤルと、十字キー、独立した4つのボタンが付いており
 操作性が高いです。

 再生画面だけとってもT9より大きく進歩しており、沢山の写真を同時に表示させ
 たり、撮影日付毎に探したり、笑顔、大人、子供別に表示したり芸が細かい。
 BGM付きスライドショー機能はWシリーズも搭載しているんですね。

 W170は28mm相当の広角レンズを搭載しているので、38mm標準レンズのT9と
 比較してみました。

 

 

 上がT9、下がW170、ISOはどちらも400固定。

 どちらもISO-400ですが、T9は縮小しても分かるくらいノイズが出るのに対し、
 W170はPCモニターの等倍で見ても許容できる程度のノイズ。
 L版印刷程度ではノイズは見えてこないと思われます。

 ちなみにL版印刷を考えると、ISO-1600までは結構まともな範疇。
 ISO-3200だとディテールつぶれが顕著になり、実用的では無い感じ。

 

 

 上がT9、下がW170、ISOはT9が125、W170は100。

 いやー、やっぱり広角はイイですね!
 28mmと38mmの違いは大きいです。

 W170は光学5倍ズームを備えていますが、更にデジタルズームも可能です。
 しかもプレシジョンズーム(画像補間処理)を選択すると、画素数を変えずに
 最大10倍相当までズーム可能。

 

 光学最大ワイド。

 

 光学最大テレ。

 

 プレシジョンズーム併用最大。
 10倍ズームで遥か遠くのうどん屋のメニューもハッキリ(笑)
 しかも屋内で手持ち撮影なのに手ぶれしていないのも凄い!

 ネットでどのデジカメを買おうかと色々調べ、今回はW170にしたのですが、
 W170のわずかな弱点がマクロ。
 カタログ値で10cmというのは、実質問題無いとしてもちょっと心元無い。

 ですが、なぜか2.7倍望遠を併用する事により、実質3cm近くに寄れるという
 情報が価格コムに。

 

 T9のスーパーマクロ。1cmまで寄れます。

 

 望遠併用で、T9ほどでは無いにしてもW170も十分マクロ撮影可能でした。


 W170には“おまかせシーン認識アドバンスモード”というのが搭載されていて、
 今撮ろうとしているのが夜景なのか逆光なのか等など自動で認識した上で、オート
 とおまかせ二つの撮影モードで撮影するという便利な機能が搭載されています。

 さらにW120より上位の、Dレンジオプティマイザー プラスを搭載し、実質的なダイナ
 ミックレンジの拡大を図っています。

 起動が1秒台で高速。アイコンに説明が表示される。バッテリー量がT9の1.5倍以上。
 WB、露出の変更が容易等、顔検出、良い所は沢山ありますがこの辺りは他のレビュー
 サイトに詳しく載せられているので、あまり書いてもショウガナイですね。

 そういえば笑顔でシャッターを切るスマイルシャッターというのも売りだったん
 ですが、私は人物をあまり撮らないので(;^ω^) 宝の持ち腐れ
 あ、カメラ内で赤目補正や簡単なレタッチが出来るのって驚いたな・・・


4/23更新分

 購入した次の日があいにくの雨天。

 
 

 小雨の中“おまかせシーン認識アドバンスモード”で街中を撮影。
 カメラが自動で判断し二枚撮影されました。

 一枚目は普通のオートです。
 二枚目はDレンジオプティマイザー プラスが働いて建物が明るくなってます。

 

 土砂降りになってきましたが、望遠側で路面電車を流し撮り。

 5倍ズームで流し撮りにも関わらずISO-400まで増感され、手振れが最小限に
 押さえられています(おまかせ・・・モード)。
 このシーンでは一枚のみの撮影と判断したようです。

 悪天候で暗くても、明るく撮れるのがW170の良い所ですね。

4/24更新分

 購入した次の次の日は打って変わって晴天。
調子に乗って56枚ほど撮ってきました。
8年前最初に買ったデジカメ(FinePix2900Z 230万画素)であれば精々55MB程度なのに、1010万画素の今や、182MB・・・

 

 鹿児島中央駅アミュプラザ。
 Dレンジオプティマイザー・プラス(以下DRO+)を使って日陰部分を潰さず撮影。
 空の青さもそのまま生かされます。

 

 駅前の植込み。サイバーショットは発色が良い感じ。
 DROを使ったのでレフ板を使ったみたい。

 

 駅前の偉人像。DRO+を使わないと逆光で潰れてしまうので、プログラムモードで
 マニュアルでDRO+を設定。

 

 鹿児島の市電は芝生を軌道内に使ってます。発色はノーマルでも記憶色を優先?

 

 薄暗いレストラン内でフラッシュを使わずにこの明るさ。やはり高感度な今時の
 デジカメはイイですねー( ´∀`)
 広角の威力も凄い。

 

 港の名物ドルフィンポート。DROオフだと建物が真っ暗。DRO+を使うと逆に不自然に
 建物が明るくなったので、プログラムモードでDROをノーマルに。

 

 桜島フェリー埠頭。同じ理由でここでもDROをノーマルに設定。

 

 港にシーシェパードに襲われて有名になった調査捕鯨船、日新丸が停泊してました。


◆価格comより転載

DSC-W170のレビュー
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DSC-T9からの買い増しです。
T9はコンパクトでシャッターダウンだけの高速起動、キレイな液晶、
強力な手振れ補正など満足度は結構高かったのですが、持ちの悪い
バッテリー、広角非対応など新しいデジカメを購入する事にしました。

F100fdやFX35などが候補になりましたが、ここのレビューや口コミを
見てW170を選択しました。

◆売りの広角レンズはイイですね!T9では撮りたくても撮れなかった
範囲を撮れるのですが、それは人間の自然な感性にもマッチした感じ
で、PCの大画面で見ると凄く気持ちが良いです。もう38mmには戻れ
ないですね。

広角ならではのゆがみはありますが、そこは電子的に補正するのが
好みか、そのままのデータが良いか、個人の好みだと思いますね。
W170は補正していないので周辺部の描画も自然。四隅流れなども無く
個人的には好みです。

同じく最大望遠でもゆがみが有りますが、逆に有るからこそ望遠で
撮影している!という雰囲気が伝わると思います。

◆画質はレンズの性能そのまま出している感じ。総じて画質は良い
と思います。シャープな描画で、日中屋外、夜景、屋内様々なシーン
で満足の行く画質が得られました。

(屋内の照明によっては見た目とプレビューでの色が違う事が有る
ので、その時はホワイトバランスを手動で設定すると良いです)

夜景はISO800までキレイで実用的だと思いました。T9より優れて
います。手振れ補正も相変わらず良い効きだと感じました。

◆マクロは10cmというのが気になりましたが、1cmマクロを搭載する
T9でもそんなマクロ撮影はした事無いので実質自分には問題無かった
です。もし気になる人はこの機種は対象外になります。

◆デザインはT9からすると少しやぼったいですが、悪くは無いと思い
ます。カラーはゴールドを選びました。くどくなく大人っぽい感じが
気に入りました。

大きさはちょうど良くこれ以上薄いとか小さいとホールド性が犠牲に
なるので良い感じです。さらにT9より軽いのでホールドが楽。

◆液晶は解像度が高いというのでW120ではなくW170を選んだのですが、
撮影中のプレビューは解像度が若干低いです。その点はT9に劣ります。
では問題になるかと言うと、ピント合わせで問題は感じた事無いですし、
情報量は十分多く表示されているので、私は問題無いと思いました。
手で構えた状態で、そこまで気になるほど液晶を凝視できるのか?と
私は思います。気になる人は実機で確認して下さい。

撮影後の表示は高精細で綺麗です。

◆操作性は良いと思います。モードダイヤル+十字ボタン+幾つかの
ボタンと、今時のデジカメにしては操作できるボタンが多いんですが、
オート、シーン、ムービー、再生などが直ぐ選択でき良いですね。

ただT9には無かったホームボタン、これありがたみというか意味解ら
ないです。無くても支障無いですけどね。

◆機能面は凄いですよ。T9は足元にも及ばないです。数年のデジカメの
進歩恐るべしという感じ。撮影データを色々いじれるんですが、笑って
無い人を笑顔にしたり、魚眼風のデータにしたり面白いです。

再生機能もカレンダー状態から探したり、笑顔で探したり、お気に入り
を登録できたりてんこ盛り。使いきれるかどうか解らないほど。

スマイルシャッターも面白いですが、これは個人差がありますからね。
万全というわけでは無いです。顔検出は良いと思いました。
これもT9の世代には無かったから新鮮です。

◆バッテリー持ちも良いと思います。T9なら半分になるかな、という
撮影量でも3/4程度残っている。
けど折角のインフォリチウムなのに分単位での残量が表示できないのは
残念です。一応4段階で残量を表示していますが。

◆Dレンジオプティマイザー プラスは良いですね。
今まで逆光の部分は潰れても仕方ない、というのが常識でしたが、これ
のお陰で逆光部分も見られる状態になります。
ただしPモードとかでいつもこれを有効にしないで、基本はオートで
おまかせした方が良いかもしれません。DレンジオプティマイザーONと
OFF両方のデータを保存してくれるのは感動しました。

◇褒めてばかりかもしれませんが、液晶にすぐに埃が入ってしまったり
(修理中)廉価版と言われていたWの悪い歴史を引きずる点も有ったり
します。
しかし買って損の無いデジカメだとは言えます。良い点だってまだまだ
書ききれません。

メモリースティックもSD並みに安いので(2Gで3000円でした)、SD対応で
は無い事を気にする事も無いかと思います。

発色+画質の良さ、手ブレ無さ、広角、高感度、バッテリー持ち、この
辺りを求める人に検討の価値有る機種だと思います。






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