DEMOをゲットした時からムチャ欲しかった、EAが発売しているバイクレースゲーム。 MMX&D3D対応で対応D3Dカードならノーマル時より格段に美しく、高速なゲームを楽しめる。 Voodooなら60fps近くまで出ていると思う(フル設定&フィルタリングON) 収録されているコースは、オンロードオフロード含めて8コース(国内版では特別に2コース追加で計10コース) ビーチサイドコース、市街地コース、山岳コース、田園コース、万里の長城コース、スキーリゾートコース、スーパークロスコースなど変化に富んでいる。 最初に走れるのは4コースのみ。 CHAMPIONSHIPモードをクリアorもしくはチートを(CDNALSI)入力すると走れるコースが増え、クリアすると更にリバースコースを走れるようになる。 高速ドライブ感を味わえるオンロードも良いが、やはりオフロードでハイジャンプした時や、ウオッシュボードを滑らかに走れたときの壮快さは抜群だ。 視点切り替えやオプション項目も十分あり、これほど素晴らしい快感を味わえるレースゲームは元祖SCREAMER以来だ。 これは絶対買って損をしないゲーム。今でのゲームの中で最高の作品、私の一押しである。 SEGAの人は必ずプレイすべきゲームかもしれない(笑) マンクスTTがどこまでMotoRacerに迫られるか楽しみだ。 |
Psygnosisが発売している、VoodooネイティブF1ゲーム。 先にプレステ版が発売されているが、PC版もその忠実な移植らしい。 デモで走った印象としては、とにかく見せるゲームだと言うこと。 Voodooらしい素晴らしく綺麗な景色や車体が見られる。 ゲーム性としては、どちらかというとアクション系でそれほど厳密には再現していない。 大体他車と接触してもガンガン走れるてしまうとは、これ如何に(笑) 視点がウイング付近、の次にオンボードカメラ風になってしまいドライバーズ視点が無い。 これが一部の人には不評のようだ。確かに違和感はある。 しかしコンシュマー系ではこちらの方が操作し易いのかもしれない。 あと、エンジン音がへすい(笑) なんかリプレイで聞いてると涙が出てくるほど。聞くに耐えない感じだ。 レース中は気にならないのだが・・・ またVoodooネイティブにも関わらず、時々引っかかる様な感じがするのもマイナスだ。 UbiのF1SIMがFormula1以上の造り込みにも関わらず30fps以上出るのに対し、こちらはプログラムの練りが足らないのでは無いかと思ってしまう。 実状は解らないが・・・ しかし欠点ばかりではなく、コンシュマー譲りの簡易な操作性、魅せるリプレイ、アーケードモードなど、GrandPrix2系は苦手な人にも楽しめる造りになっているのは好感が持てる。 |
VIRGIN INTERACTIVE社によるカーレースゲーム。 実はこのソフト、前作が面白かったためにインターネットで体験版をダウンロードしていたのだが、最初はあまりの操作性の悪さに投げ出してしまった。 しかしTECHWINに体験版が入っていてタイムトライアルを行っていたので再度やってみたら、これが面白い!(笑) あの独特のテールスライド感、これが慣れると快感なのだ。 あと、操作性の悪さはデモで使用した車種特有のモノであることや、自分がキーボードで操作しているからで有ることも解った。 結局SEGA RALLYに飽きてしまったのと輸入版が激安だったので、製品版を購入と相成った。 さて感想だが、前作はリッジ&デイトナ風だったが今回はSEGA RALLY風になっている(笑) VGA&SVGAは前作からサポートしていたが、今回から8bitモード以外に16bitモードもサポート。 感心したのは、8bitモードがただ単に16bitモードを減色表示しているのでは無いこと。 ちゃんとインストール時に、16bitか8bitデーターか、それとも両方インストールするか聞いてくるのである。 であるから、SEGA RALLYの8bitモードの様に汚い画面を拝むことなく、8bitColorに最適化された綺麗な画面でプレイ出来るのである。 また、16bit/8bitともにVGA画面でも結構プレイしやすいことも評価できる。 この辺りは他のメーカーにも見習って欲しい企業努力だ。 前作で指摘した欠点である、パースペクティブコレクションが無いことが改善されている。これは嬉しいことだ。 また前作では、他車にぶつかると自分だけが弾かれ嫌な思いをした方も多いと思うが、今回は改善され自分からアタックを掛けて妨害する事も可能になった(笑) 今回プレイ出来るコースは全7コース。 イングランド(デモと同じコース)、エジプト(砂漠とオアシスの街中)、カリフォルニア(ビル街)、フィンランド(雪面コース)、スイス(アルペンコース)、コロンビア(熱帯の古代遺跡巡り)、トンネル(屋内トラックレースコースの様)など多種多様。つらつら走ってるだけでも楽しい。 使える車は、それぞれのチーム毎にオフィシャルカー4台+スペシャルカーがチーム毎に4種/1台。 オフィシャルカーにはスープラ、ロードスター、ポルシェもどき。スペシャルカーにはパジェロ、サーフもどきなどが選べる。 それぞれ得意とするコースが有るので愛車を決めてトライするのも良いが、色々使ってみることをお勧めする。 ちなみにイングランドでは、デモで使えたのと同じスープラもどきが一番速かった。 処理スピードに関して。 私のP100+ViRGEとテスト用P166+Trio64V+マシンでプレイしたのだが、SVGA+8bitモードではややP166の方が速いと感じる。しかしVGA+16bitでは断然P100の方が速かった。 このゲーム、セットアップの時にビデオカードのベンチマークを行うのだがこの時の数値は明らかにP100+ViRGEの方が速いのである。 やはり前作と同様ビデオカードのDOS能力が、かなりゲームスピードに影響するようである(Mach64ではさらに遅い)。 ET6000やViRGE、Millennium、Mystiqueなどはこの様なDOSゲームでも速いのでお勧め ちなみにSVGA+16bitでは、たぶんP200以上でないと重いかもしれない(笑) 上下2画面分割による対戦も可能。通信対戦ももちろんサポート。 このゲーム、レースモノとしてはかなりお勧め出来るソフトである。 −Voodoo(Glide)パッチ登場− なんの前触れもなく突然のVoodoo(Glide)パッチの登場だった。 なんでもこのパッチ、SRのCDに付属しているらしい(DLも可能)。 これをインストールすると、今までP200でも重かったSVGA/65Kモードが驚くほどスムーズになる(体感で30fps以上)。 もちろんGlideだから、フィルタリングの掛かった滑らかな画像で、である。 只でさえ評価の高かったS2のテクスチャーが、フィルタリングが掛かることでまるで海に戻った熱帯魚のようにさらに鮮やかになる(変な例えだね)。 しかし元データがGlide使用を前提にしては造っていなかったためか、テクスチャーの外輪が若干色化けしている。 また、IRC等のようにポリゴンの隙間が見えるようになってしまったのは少し残念だ。 しかし殆ど気にならないレベルのため、特に問題となることは無いだろう。 もともとS2は、その非常に滑り安い走行特性のためTOPを取るのは非常に難しいのだが、なぜかパッチを充てた後のS2をプレイすると殆どのコースでいきなりTOPを取ることが出来た。 それも、しばらくS2はプレイしていなかったのにである。 私がIRC等で滑る感覚に馴れたからなのか、それともこのパッチが操作性を改善させたからかは定かではない(笑) とにかくVoodooを搭載しているS2所有者は、このパッチを充てなければ大いに損をすることになるだろう。 ほんの1MBだ。是非充てごらんなさい(笑) Formula-T2でのレビュー: ただでさえ車体コントロールの難しいS2だから、当然キーボードやPADではまともに走ることは難しい。 ジョイスティックを使用したとしても、スロットルコントロールまでアナログにはなかなか“し難い”。 結局、S2にはハンドルが一番合うことになる。 路面が滑りやすく設定されているので、S2におけるハーフスロットルは非常に重要だ。 しかし逆にその微妙なアクセルワークを駆使できるようになれば、S2も楽しいものとなるだろう。 実際に、ハンドルを使用して一番面白かったコースはカルフォルニアだったが、ハンドルでなければ一番難しくて嫌なコースもカルフォルニアなのだ(笑) ハンドルを使用することによって、カルフォルニアコースへの評価がこうも違ってしまう・・・ スキッド音に耳を傾け、ギリギリのトラクションを掛けながらのアクセルワークが非常に面白く、クセになるコースだろう。 ただしRAC_RALLYではアダプターを使用しないとT2を認識しないので、Winの設定共々アダプター有りで使用していたのだが、今度はS2がアダプター有りではハンドルを認識しない・・・ 比較的昔のDOSゲームにありがちな問題だが、全てのゲームのプラットフォームがWinに移行すればこの様な問題も起こらなくなるのだろう。 しかしDOSのゲームも未だに遊んでいるため(GP2、S2、RAC_RALLY等)、私はこれからもしばらくは面倒な付け替えに悩まされそうだ。 |
PowerVRネイティブ(SGL)カーレースゲーム。 PowerVRチップ搭載3Dカードは国内ではNEC,MELCO,I・Oが出しているが、I・OのカードにはULTIM@TEが標準添付されている。 PowerVRネイティブとはいえ、今までのPC用レースゲームとは異次元の完成度だ。 某誌でも書かれていたが、このままアーケードで出しても遜色の無いくらいだ。 個人的にはPowerVRは購入予定が無いので、是非Monster3D等にも対応してもらいたいものである。 詳しいレビューは“おかむ〜”氏のHPへどうぞ。 |
SEGA社によるWIN95ネイティブオフロード、カーレースゲーム。 とうとうSEGA RALLYもWIN95に移植された。 出来としては先行したDAYTONAよりも、画面の質ゲーム感とも上である。 キャプチャーした画面を見て貰えば解るが、16bitモードではアーケードに迫る美しさだ。 DAYTONAでは当たり判定などの計算をアバウトにしているような感も有ったが、SEGA RALLYではその点で違和感を感じる様な事は無い。しっかり造られていることが解る。 処理スピードは640*480 8bitならP100でもまずまず。だが640*480 16bitモードではP200マシンでも息切れしてしまうほどのヘヴィーさだ。 16bitでこれほど重いのは、色数の他にポリゴン演算処理をさらに高度に行っている事にも要因が有るだろう。 SS版と同様にストラトスも使用できる。ミラーコースや開発者のベストラップゴーストカーなどの裏技も。 特にカッコ良いのはリプレイ機能。TV中継視点や前後左右、ドラーバー視点なども用意されベストラップのリプレイはHDD内にセーブされている。 −MMXパッチ登場− 前から噂のあったMMXパッチが、やっとSEGAからリリースされた。 コレを入れると、メニューから8bitが消える。そして今までP55C-206でも重かった640*480*16bitが、ウソのように軽やかになる。 「おお!これがMMXの威力か!!」と、思ったのもつかの間。 「・・・なるほど、そう言う訳か」 今までSEGARALLYには、DAYTONAやVOには有るSMOOTHとFASTの選択肢が無かった。 否応が無しにSMOOTH動作となっていたのである。今回のパッチを入れると、どうやらFAST動作になるようである。 大体だが、今までSMOOTHモードでゲーム時間で30secが40sec(約20fps)程だったのが、30sec/30secとなった代わりに15fps程に描画枚数は落ちている。 しかしこの方がゲームとして楽しめるので、御の字である(^^; つまりMMX化によるスピードアップは僅かだったと言う事だろう。 Formula-T2でのレビュー: このゲームは初級中級に、緩やかなRを描くコーナーが多い。 これがPAD等だとライン取りのため、何度も小刻みに方向キーを押さなくてはならないのだが、ハンドルの場合全くなんの苦もなく出来てしまう。 しかしアクセルとブレーキがデジタルライクな反応をするため、ペダルならではの微妙なアクセルワークを使用できないのは残念だ。 またハンドルの感度が異常に高いため、真っ直ぐなライン取りをするのに非常に苦労させられる。 少しの挙動で直ぐ車体が反応し、ブレはじめてしまうのだ。 サターンからの移植であることも考えて、どうやらこのゲームはデジタルPADでの使用を前提に設計されているようだ。 しかしペダルが使える分だけ、下のDAYTONAよりはマシなのだが・・・ もっともSEGA_RALLYに次いでリリースされたDAYTONA_EVOでは完全にこの点は改善されていることも付け加えておく。 次にリリースされるSTCCは、ハンドル必須との事なので非常に楽しみだ。 −SEGA_RALLYベンチマーク− C:\WINDOWSのRALLY.INIに次のセクションを追加。 [USER] NAME=SEGA_DEMO ゲーム開始後F12を押すことで、上部にフレームレートが表示される。 右が内部演算レート。 左が実際の表示レートを示す。 <計測レポート> SegaRally Bench TEST:200MMX+ViRGE+128MB 方法:ゲームスタート後キーを押し続けて、チャンピョンシップ>デザート 640*480*16bitフルスクリーン 安定した数値を取得。 結果 標準インストール 10:20 MMX Patchインストール後 16:32 速度向上差は6fps・・・しかし比率は1.6倍だからマシなのか。 16fpsでもさくさく動くように感じるのは、動作モードがSmoothからFastになったためか。 瞬間では内部外部とも60近くをマーク。 どうやらV.Oとは違い、30fps以上の描画も可能のようだ(V.Oもデバッグモードでは30fps超可)。 しかし久しぶりに走ってみたら、なんて重いことか!(そりゃ10fpsだもんね・・・) しかも今となっては荒い画像品質なのに。 同じ環境でも、MotorHead等はゲキ美しい画質で60fps近くをマークする事を考えると、改めてD3DやGlideの素晴らしさを認識しました。 |
SEGA社によるWIN95ネイティブストックカーレースゲーム。 あのDAYTONAがWIN95に! サターン版の忠実な移植らしいが私はサターン版を殆どやっていないので、どうしてもアーケード版と比較してしまう。 MODEL2とP100マシンを比較する事すらおかしいのかもしれないが、そこそこの出来であるといえる。 しかし、あの爽快感がいまいち得られない。それはスピードとかではなく、もっと別のモノから来るようだ。 やはり処理スピードを優先するために、かなりの計算過程を省略しているのであろう。 それでもDAYTONAがゲーセンに行かなくてもサターン版より綺麗な画面でプレイ出来るのである。 おまけにP100でもメモリーと速いビデオカードさえ有れば、そこそこの早さで動く。良い時代になったものだ。 Formula-T2でのレビュー: コントローラの設定にPCハンドルの項目が有るのだが、どうやってもアクセルとブレーキがペダルに設定できない。 と言うより、ボタン以外には割り当てられないようだ。 SEGA-PC最初のレゲーのため、Formulaシリーズの対応は考えていなかったのだろう。 では項目にあるPCハンドルとは一体・・・(ナゾ) |
VIRGIN社製。PC界のリッジレーサー&デイトナUSA。 市街地、湾岸線、山岳などの6つのコースが有る。 車種もF40、ブガッティ、GTO、ポルシェ等6台、12種(AT&MT)。 SVGA対応、リアルなテクスチャーが路面、景色とも引き立てる。 ゲームモードも、チャンピョンシップ、シングル、スペシャル等盛りだくさん。 リプレーも保存して見ることが出来る。難易度も設定可能。 このゲームはアーケードライクらしく、とにかく走ることが楽しいゲームだ。 他車に弾かれてしまうのはちょっと欠点だが、大味でいかにもアメリカンらしい豪快な走りを楽しめる。 コース自体もあまりテクニカルなものではなく、派手な景色を楽しみながら爆走するのが似合う。 これに、パースペクティブコレクションが追加されてたら鬼に金棒だったはずだが、残念ながら搭載されていないため、近景が歪んで表示される。惜しい。 あと、バックミラーも欲しいのだが・・・ VGAモードはP100、SVGAモードはP166が推薦だとか。 |
ゲームバランスが悪いため、個々の機能ではSCREAMERに勝っているのに今一のカーレースモノ。 こちらのコースは、奇想天外なモノが多い。ループ、コークスクリュー、ジャンプ等トリッキーである。 車種、コースともSCREAMERより多い。 おまけに、SCREAMERには無いバックミラー、パースペクティブコレクションも搭載。 テクスチャーも細かく設定できる。 当然SVGAにも対応してる。 ゲームバランスさえ良ければ・・・の一品である(笑) |
マイクロプローズ社による、超有名F1シミュレータ。 続編のWC2が最近出るまでは、F1と言えばこれだった。 VGAでテクスチャーも無かったが、面白さは一級品。初心者向けに各種サポート機能も充実している。 486/66クラスでOK。 |
やっと、発売されたWCの続編。 SVGA対応、テクスチャー、シェーディングにより車体の反射光、後方に飛び散るスパークまでも表現。 実写のようにリアルな表現。 さらに今回はFIA公認のため、チーム、ドライバー名から看板まで実名を使用。カメラの視点もさらに追加。対戦もサポート。 良いところを全てWCから受け継ぎつつ、さらに別次元にまで強化したF1シミュレーションの最高級品! ただしその出来に比例し、SVGAならP200は必要・・・おっとP2-266でも重かったそうだ(爆) |
WC2がいつまでも発売されなかったので、やきもきしたファンはこちらに流れたという話。 テクスチャーや様々なカメラ視点、リプレイ機能によりWCを凌駕した。 実際、アメリカではF1よりINDYのほうが人気が高いそうだ。 INDYCARは2になってからSVGAもサポートされている。 WCが初級者から、上級者まで対応してるのに対しINDYCARは中級者向けの難易度。 ただ、楕円形のコースなら初心者でもがんばれるかも。 486/100クラスでOK。 |
INDYCARと同じグラフィックエンジンを使い、更にSVGA化。 アメリカではINDYに並んで人気の高い、ストックカーレースが題材。 ほぼ、楕円コース。 扱ってるのが、ストックカーだからといってゲーセンのデイトナと一緒にしてはいけない。こちらは純然たるシミュレータ。 ギア比から、サス、ウイング、タイヤ、燃料のセッティングまで出来るし、やらなければ勝てないシビアな世界なのである。 SVGAでは、P100でも何とか行ける・・・かな? |