なんて言うか・・・AWE64Goldにまで手を出してしまった・・・(笑)
私は買ったモノは片っ端からインプレしてるので、これも早速インプレっちゃいましょう(なんだそりゃ)
SBAWE64GP/DV、通称AWE64GoldはCreativeLab
による、高品位オーディオパーツを使用したHi-Fiカードです。
これまでもSB32やAWE32など、E-MU8000WaveTableを搭載したサウンドカードを多数Creative社は送り出してきましたが、今回のAWE64GoldはGoldの銘にふさわしく厳重にノイズシールドされた基盤、ノイズ源であった内蔵アンプ、余計なIRQを消費していた無意味(笑)なIDEコネクターの廃止、入出力
S/N比の向上(90dB)、金メッキRCAコネクターの採用、SPDIFデジタル出力端子装備などオーディオカードと呼べるにふさわしい物と成っています。
またAWEシリーズでは定番だった512KBのワークRAMを今回は一気に4MB搭載しています(60nsFP-DRAM)。
I・Oデーター扱いの国内パッケージ版の価格は32,800円となっていますが、相場は25,000円〜29,000円程の様です。
大手電気店なら大抵の所で入手出来ると思います。
メーカー公表資料は以下の通りです。
型番 | SBAWE64GP/DV |
価格 | 32,800円 |
特徴 | 従来にないローノイズを実現、オーディオ用パーツを使用 Internet Audio&Positional Audio対応の最高級モデル |
Full Duplex&Direct Sound | 対応ドライバ標準装備 |
MIDIシンセサイザー | E-mu8000(32ボイス&16チャンネル) |
3Dエンハンスドメント テクノロジー |
実装 |
オンボードRAM | 4M |
メモリアップグレード | 専用DRAMドーターボード(28MBまで) |
サウンドフォント | 2MB & 3.5MB & 4MB SF GMバンク+SoundFont 2 & 3ハンドル |
MIDIインタフェイス | Suond Blaster & MPU-401UART |
CD-ROMイターフェイス | - |
ジョイスティックポート | D-sub15ピンアナログジョイスティック |
Wave Blasterアップグレード | 搭載不可 |
WS/WGソフトウェアシンセ | 32ボイス&16チャンネル |
入出力端子 | ステレオライン入力×1,ステレオライン出力(左右独立)×1, マイクロフォン入力×1,デジタル(SPDIF)出力×1(ブラケットを使用) |
パッケージ内容 | Sound Blaster AWE64 Goldサウンドカード、 RCAオーディオケーブル,MIDIケーブル,SPDIFコネクターケーブル ,Creative Microphone |
添付ソフト等 | Creative Windows95J&DOS/Windows3.1ソフトパック
INTERNETedTM Audio Application
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動作環境 |
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MIDI Sound Impression | ||||
AWE64Gold | SB32 | Wingroove | S-YXG50 | VSC-88M |
E-mu8000搭載最大64発声 1MB+4MBWorkRAM 218音色 (4MB-GSGM SOUND FONT) |
E-mu8000搭載最大32発声 1MBRAM 128音色 GS/GM対応 |
シェアウエア GS/GMソフトウエア音源 128音色,同時128発声 |
YAMAHA XG/GMソフトウエア音源 676音色,同時128発声 |
Roland GS/GMソフトウエア音源 546音色,同時128発声 |
Impression | ||||
ここに挙げたソフトウエア音源は 全て、かなり高レベルな音質を 持っています。 ただAWE64Goldの特筆すべき ポイントはDOSで使用出来る点と CPUパワーを食わないことです。 音質的には4MBのGSGMサウンド フォントを使用することでトップ クラスの音質になっています。 繊細さも迫力も持ち合わせた 良い音がでます。 TMIDIと併用する事により、GS データもかなり正確に再現。 ノイズも殆ど無く、外部音源に 迫る性能です。 エフェクトも多数設定可能です。 サウンドフォントを差し替えるこ とにより、多種多様な音色を楽し むことが出来る。 シーケンサーソフトも付属してお り、音色も手作り出来ることから 自分で作曲したい人にも適して います。 |
E-mu製WaveTable音源搭載 サウンドカードでは一番低価格。 内蔵1MBROMだけで寂しいが、 FM音源に比べたら数十倍ましな 音が出る。 ゲームなどのBGM程度で有れば これで十分。 リパーブ等エフェクトも掛かる。 私が以前持っていたAW32Proと 比較すれば、データーの質では 落ちるがエフェクトが有るので、 同程度かそれ以上に聞こえる。 WorkRAMは実装していないが 30pinのSIMMを装着する事が 出来るので別売りのサウンドフォ ントを導入すれば見違えるほど 音質が良くなる。 WGも導入可能なので同時64音 発声可能になる将来性を秘める。 |
元祖的ソフトウエア音源であり シェアウエアながら高機能 高品質な音色で有名になっ た音源である。 たった2千円でレジスト可能。 コーラス、リバーブ搭載。 GS/GM対応の作者自ら制作した 音色データは現在の高性能MMX 対応ソフトウエア音源に十分 対抗しえる。音質は量より迫力 を重視した感じがする。 MMXにも対応。流石だ。 CPUパワーをそれほど要求せず Win3.1&486DX4クラスCPUでも 再生可能、MIDIドライバーとし て使用できるなどかなり親切な 造りである。 EVEがこのドライバーで安定し て動きさえすればAWE64Gold は買う必要が無かった。 と、思うほどの逸品である。 |
このYAMAHAの音源程、XG データを正確に再現でき るソフトウエア音源は無い だろう。 当たり前かもしれないが、 これでXGデータを聞いた とき、GS音源で聞いてい たXGデータがこんなにも 変わるのかと驚いてしま った。やはり、餅は餅屋に 任せるべきなのだ(笑) GSデータも結構良い線で こなせる。 特筆すべきはその性能と CPU占有率の低さである。 MMX200であれば、フル 設定状態でも占有率50% 行くかどうかと言った感じ である。 全く不満の無い音質で、 一般試聴ではこれで不満が 生じることはなさそうだ(^^ |
あの、Roland純正の、 ソフトウエアMIDI音源。 SC88のエミュレーターが 1万円で! と、思うだろうが実際には SC55にも叶わないようだ。 同時発声数や音色数などの 見かけのスペックはSC55よ り上なのだが、肝心の音色 データやエフェクトが、 ハードウエア音源に劣って いるようだ。 しかしGSデータの感じを 掴みたいのであれば、 S-YXG50やWingrooveより 向いていると言える。 しかしWingrooveや、 S-YXG50に比べ、CPUの 使い方が下手なようで やたらとCPUを占有する のが困り者だ・・・ |