いくぽんのPC雑記 Vol.8

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今回は2GBクラスのE-IDE HDDの性能比較表。

今まで1.2GBのFireBallTMと730MBのLightningを使用していたのですが、訳の分からないトラブル(Bios絡み?)のお陰でLightningがおしゃかになってしまいました。
で、そろそろ2GBクラスのHDDの購入を考えているのですが、結構種類が出ています。

ではスペックだけでも参考にしようと資料を集めましたので、皆さんの参考にもなればと制作しました。

Queen氏から、HDDの使用感は内部転送レートに左右されるとの重要意見を頂きましたので、急遽追加掲載いたします。
ご意見感謝致します。


ハードディスク・スペック #1
メーカー quantum quantum western digital
モデル Fireball ST 2110ATFireball TM 2110ATAC32100
容量 2110MB2110MB2112MB
シーク 10ms10.5ms12ms
回転数 5400rpm4500rpm5200rpm
バッファー unknownunknown128kb
外部
転送レート
33MB/sec16.6MB/sec16.6MB/sec
内部
転送レート
16.5MB/sec11.9MB/secunknown
備考 MRヘッド採用
UltraDMA/33対応
MRヘッド採用
スタンダードモデル
人気急上昇中

ハードディスク・スペック #2
メーカー ibm fujitsu nec
モデル DAQA-32160M1624TAUDSE2010A
容量 2160MB2100MB2010MB
シーク 9.5ms10ms11ms
回転数 5400rpm5400rpm4500rpm
バッファー 128kb128kb64kb
外部
転送レート
16.6MB/sec16.6MB/sec16.6MB/sec
内部
転送レート
11.1MB/sec11.8MB/sec10.7MB/sec
備考 MRヘッド採用
UltraDMA/33採用次期モデルの
内部転送レートは14.9MB/sec
MRヘッド採用
高性能&低価格
2GBクラス最安値モデル

Fireball STとIBM次期モデルはUltra DMA/33に対応しています。
Ultra DMA/33はATA-2(DMA-4/PIO-2)に比べ、約二倍の33MB/secの転送能力を持っています。

この能力を生かすためには、Biosとチップセットが対応していないとダメです。
P54C&P55C用では、430TXが対応チップセットになります。

内部転送レートではFireball STがダントツです。
IBMの次期モデルも押さえてトップレベルですね。
しかしQueen氏のお陰で、なぜ回転速度の遅いFBTMが“速い”のかやっと解りました。

現在主流のATA-2規格のHDDだと、ドライブ自体の性能はドングリの背比べ状態です。
後は、MRヘッドを採用してるかどうか。内部転送レート、高速回転、高速シークかどうか。ドライブ音は静かか。予算内の実売価格かどうか。等で決めることになります

また、若干ですがドライブ同士の相性問題も有りますので、増設するなら現在所有のドライブと同じメーカーを購入した方が良いかもしれません。
私はCONNERとQuantumの相性で悩まされましたから(^^;



たまたま同じ環境のマシンにWESTERN DIGITAL,QUANTUM,FUJITUSUの1.2GB-HDDを搭載したマシンで、HDBENCHをテストする事が出来ました。
HDDの詳しい型番は失念です(笑)

BENCHMARK TEST RESULT
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.284  ★ ★ ★ 
使用機種  GA586VX
プロセッサ P100
解像度     1024×768 65536色  
Display    S3 Trio32/64 PCI
メモリ   15,380Kbyte
ドライブ  C:\  10MB使用

HDC = プライマリIDE コントロ−ラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリIDE コントロ−ラ (デュアル FIFO)
HDC = Intel PIIIX Bus Mastering PCI IDE Controller

A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK Rev     
C = GENERIC IDE  DISK TYPE46 Rev     
D = MITSUMI CD-ROM FX120T !B Rev b03 

 オプション
 窓最大化    ON
 CD-ROM方式  OFF

QUANTUM Fireball TM 1280AT ALL (浮)CPU(整) (矩) (円) (TEXT)(SCROLL) DD READ WRITE CACHE 5420 5246 5733 9959 3283 3203 49 0 6653 6459 8196 C:\
WESTERN DIGITAL 1.2GB ALL (浮)CPU(整) (矩) (円) (TEXT)(SCROLL) DD READ WRITE CACHE 5315 5605 6170 10581 3258 3165 49 0 5469 4616 8927 C:\
FUJITSU 1.2GB ALL (浮)CPU(整) (矩) (円) (TEXT)(SCROLL) DD READ WRITE CACHE 5440 5605 6170 10251 3138 3016 50 0 6116 5098 9523 C:\

HDDの結果だけ見ると、WESTERN DIGITAL < FUJITSU < QUANTUMになりますね。
だいたいスペック通りです。

後、気になるのがQUANTUMのHDDを搭載したマシンだけ、CPU値が他のより低い事です。
BIOSの設定もマザーも同じ、違いはHDDしか無いのですが・・・
もしかしてFireballは速いだけに、CPUパワーも喰うのでしょうか・・・
IDEですから考えられますね。




感想をいただけるとうれしいです(^^。
あと、皆様からの各種ベンチマーク結果もお待ちしております!