いくぽんのPC雑記 Vol.8
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今回は2GBクラスのE-IDE HDDの性能比較表。
今まで1.2GBのFireBallTMと730MBのLightningを使用していたのですが、訳の分からないトラブル(Bios絡み?)のお陰でLightningがおしゃかになってしまいました。
で、そろそろ2GBクラスのHDDの購入を考えているのですが、結構種類が出ています。
ではスペックだけでも参考にしようと資料を集めましたので、皆さんの参考にもなればと制作しました。
Queen氏から、HDDの使用感は内部転送レートに左右されるとの重要意見を頂きましたので、急遽追加掲載いたします。
ご意見感謝致します。
Fireball STとIBM次期モデルはUltra DMA/33に対応しています。
Ultra DMA/33はATA-2(DMA-4/PIO-2)に比べ、約二倍の33MB/secの転送能力を持っています。
この能力を生かすためには、Biosとチップセットが対応していないとダメです。
P54C&P55C用では、430TXが対応チップセットになります。
内部転送レートではFireball STがダントツです。
IBMの次期モデルも押さえてトップレベルですね。
しかしQueen氏のお陰で、なぜ回転速度の遅いFBTMが“速い”のかやっと解りました。
現在主流のATA-2規格のHDDだと、ドライブ自体の性能はドングリの背比べ状態です。
後は、MRヘッドを採用してるかどうか。内部転送レート、高速回転、高速シークかどうか。ドライブ音は静かか。予算内の実売価格かどうか。等で決めることになります
また、若干ですがドライブ同士の相性問題も有りますので、増設するなら現在所有のドライブと同じメーカーを購入した方が良いかもしれません。
私はCONNERとQuantumの相性で悩まされましたから(^^;
たまたま同じ環境のマシンにWESTERN DIGITAL,QUANTUM,FUJITUSUの1.2GB-HDDを搭載したマシンで、HDBENCHをテストする事が出来ました。
HDDの詳しい型番は失念です(笑)
BENCHMARK TEST RESULT ★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.284 ★ ★ ★ 使用機種 GA586VX プロセッサ P100 解像度 1024×768 65536色 Display S3 Trio32/64 PCI メモリ 15,380Kbyte ドライブ C:\ 10MB使用 HDC = プライマリIDE コントロ−ラ (デュアル FIFO) HDC = セカンダリIDE コントロ−ラ (デュアル FIFO) HDC = Intel PIIIX Bus Mastering PCI IDE Controller A = GENERIC NEC FLOPPY DISK Rev C = GENERIC IDE DISK TYPE46 Rev D = MITSUMI CD-ROM FX120T !B Rev b03 オプション 窓最大化 ON CD-ROM方式 OFF
QUANTUM Fireball TM 1280AT ALL (浮)CPU(整) (矩) (円) (TEXT)(SCROLL) DD READ WRITE CACHE 5420 5246 5733 9959 3283 3203 49 0 6653 6459 8196 C:\
WESTERN DIGITAL 1.2GB ALL (浮)CPU(整) (矩) (円) (TEXT)(SCROLL) DD READ WRITE CACHE 5315 5605 6170 10581 3258 3165 49 0 5469 4616 8927 C:\
FUJITSU 1.2GB ALL (浮)CPU(整) (矩) (円) (TEXT)(SCROLL) DD READ WRITE CACHE 5440 5605 6170 10251 3138 3016 50 0 6116 5098 9523 C:\
HDDの結果だけ見ると、WESTERN DIGITAL < FUJITSU < QUANTUMになりますね。
だいたいスペック通りです。
後、気になるのがQUANTUMのHDDを搭載したマシンだけ、CPU値が他のより低い事です。
BIOSの設定もマザーも同じ、違いはHDDしか無いのですが・・・
もしかしてFireballは速いだけに、CPUパワーも喰うのでしょうか・・・
IDEですから考えられますね。
感想をいただけるとうれしいです(^^。
あと、皆様からの各種ベンチマーク結果もお待ちしております!