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PS2  
2004/1/10

 エナジーエアフォース・エイムストライク!のレビューです。

 前作はクリアしましたが、このエイムストライクの方はバージョンアップ版という感じですね。

 基本的な所はあまり変わっていませんが、パイロット視点で自由に周囲を見渡せたり(前作もか?)、コックピットの描画がリアルだったり、寮機を最大3機連れてのミッションが行えたりします。

 また一番変わった!と思ったのが、前作では離陸後一度マップが切り替わるという仕様でしたが、今作では離陸から作戦空域までシームレスに移動できます。

 このシリーズをあまり知らない人にこのゲームの特徴を簡単に書きますと・・・
ミッションスタート→ハンガーからタキシング→ランウェイ上に移動、管制からの離陸許可→寮機と共にアフターバーナー全開で離陸→そのままウェイポイントまで飛行。
作戦開始→終了→ウェイポイントを通過し基地に帰投→着陸。
これを全てやる必要があるのがこのソフトの特徴です(笑)

 色々フライトもののゲームは有りますが、エースコンバットシリーズとはまったく異なるゲーム性なので、サクッと飛行機を飛ばしたい!というプレーヤーには向いてないです。
リプレイもただ飛んでいるシーンが延々と続く事が多いので、派手なリプレイは期待できません。私もついついあくびをしながらリプレイを見てしまいました(笑)

 前作もそうでしたが、海外の硬派フライトシムの雰囲気を色濃く出している作品のため、アクション的なものでは物足りない、もっとリアルに飛行したい!と思うプレーヤーにお勧めします。
個人的にブラック&レッドアウトは苦手ですが。

 無線通信もリアルですし、ソラを飛んでいる空気感を感じる事のできる良作だと思います。

P.S. F-16しか最初は搭乗できませんが、前作のクリアデータが有ると前作で出した機体を最初から選択可能です(F-22とか)

公式サイト







PS2  
2004/1/26

 エナジーエアフォース エイムストライク!のレビュー(ニ発目)です。

 一体どのくらいのミッションが有るのだろう(^^;
今の所ずーっと中東の荒野の上空ばかり飛んでいるので流石に飽る。

 前作では雪山や氷原、海上などステージも多彩だったのですが、今回はリアルさを狙ったんですかね?
このゲーム売りが“一人のパイロットとして”なので壱パイロットが北に行ったり南に行ったりってのは確かにオカシイのですけどね。
ちなみにストライクモード(アーケードモード)では前作でプレイ出来た地形がちゃんと選択できます。

 地形が殆ど変化が無いってのは飽きる要因ですが、恐らく前作より遥かに広がったエリアのお陰でメモリー足りないんじゃ?
市街地上空でも建物は殆ど確認できず。一体いつの時代のフライト物だよ!(笑)

 あとリアルさを狙ってるので、かなり長い時間巡航飛行しなければならないのは仕方ないのかもしれないですが、時間短縮飛行とかオートパイロットとかプレーヤーをサポートする機能が何も無いのは良く無いですね。
フライトシムには必須の機能なんですが。

 更に燃料残量の把握が非常に大切なゲームだと言うのに(燃料無くなり墜落というのは多い)、燃料計が解読できない機種が幾つも存在するのはオカシイ!
PCの高解像度ならまだしもVGA程度の解像度でパネルの情報だけ頼りってのは・・・
何を考えて作ったんでしょう。

 F-35や数機の視界の悪さも致命的。
コックピットビューではまともに飛べませんヽ(´ー`)ノ
外部ビューもカメラ距離変えられると良かったのに。

 ただし欠点だけでは有りません!
プレイしていて気が付きました。このソフトの良さを!
それはリアルな無線通信
くだらないシャレも交えながら、まるで映画のワンシーンの様な体験ができるのはこのゲームだけじゃないかな?今のところは。
エースコンバット4より更に良いと断言できます。

「ガーゴイル1、今日の勝負オレが勝ったらお前のおごりだぞ」
「解っているよクーガー1、けどおごるのはお前かもな」
「何を言ってるんだガーゴイル1、お前のおごりは確定だ。楽しみにしているぞ」
「ラジャー、クーガー1下で会おう、気をつけろよ!」

 これだけでもこのソフトの存在意義が有る様な気がしてきました( ´∀`)









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