いくぽんのPC雑記 Vol.10

UpDate Rev.1 970309 Rev.1.1 970314


今回はやえさんが新製品のビデオカード、カノープス PowerWindowDX/4MCの人柱(笑)になりレポートを公開して下さいましたので、新たにコーナーを作りました。

有り難うございます!

新たに、環境整備後の結果と同マシンでのI.O DATA GA-968V2/PCIの結果も掲載しました。

BENCHMARK TEST RESULT
CPU               : Pentium-133MHz(120Mhz Overclock)
2nd Chash memory  : 256Kbyte PBSRAM(7ns)
Main memory       : 64Mbyte(FPM-DRAM 60ns 16Mbyte×4)
Motherboard       : Giga-Byte GA-586ATE/P REV.4
BIOS              : Version 2.30(Award v4.50PG)
Video Card        : Canopus PowerWindow DX/4MC
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.284  ★ ★ ★ 
使用機種  自作AT互換機(今のところ無名)
Processor Pentium133MHz(120MHz Overclock)
解像度  1024×768 65536色 
Display  Power Window DX(4MB 35nsEDORAM)
Memory   64,600Kbyte
Drive   C:\ 10MB使用

SCSI = Tekram DC-390F/U PCI SCSI Adapter
HDC = Primary Bus Master IDE controller
HDC = Secondary Bus Master IDE controller
HDC = Intel 82371FB PCI Bus Master IDE Controllers

A = GENERIC NEC FLOPPY DISK Rev 
C = QUANTUM FIREBALL_TM2 Rev A6B.
D = Conner P eripherals 4 Rev 6BT9
E = QUANTUM FIREBALL1280 Rev A63.
F = TOSHIBA CD-ROM XM-5602B Rev 1156
G = MATSHITA CD-ROM CR-562 Rev 1.01
J = OLYMPUS MOS331 Rev 1.30

Option
窓最大化 ON
CD-ROM方式 OFF
ALL (浮)CPU(整) (矩) (円) (TXT)(SCROLL) DD READ WRITE CACHE
7005  7553  8306  10657  8099  7008    82   99   5310  5223  10810 C:\

<同条件における、I.O DATA GA-968V2の参考結果> 7183 7546 8302 16484 4602 4972 79 72 5278 5195 12194 C:\
<同条件における、みすてぃーくんの参考結果> CPU:P133 VIDEO:MGA MATROX Mystique(4MB SGRAM) ALL (浮)CPU(整) (矩) (円) (TXT)(SCROLL) DD READ WRITE CACHE 8278 7044 7698 21201 1836 14455 81 117 5501 5452 11235 C:\
<同条件における、いくぽんの参考結果> CPU:P100 VIDEO:Canopus PW-3DV SX(4MB EDORAM) ALL (浮)CPU(整) (矩) (円) (TXT)(SCROLL) DD READ WRITE CACHE 6411 5669 6237 11024 8005 7276 96 75 5631 5534 8229 C:\
同じクロックでも、P120からクロックアップした方がP133よりCPU値が高い・・・ それはさておき、同じPowerWindowどうしでも3DVの方が矩形とテキスト、スク ロールでは速い! DDと円はDXの方が速い(CPUの違いは加味せず)。 なぜ・・・? やはり2Dに関しては大幅な高速化は図られていないようですね。 DXは主にDDやD3Dの強化を行っているようなので、確実にホビー向け市場を狙っ ていると言えます。 3Dゲームを高速に遊びたいならD3Dが高速になったDXは買いですね。 でもSXも低価格路線で継続発売するらしいので、よろしく(^^; さてMystiqueとの比較ですが、相変わらず得意分野が全く違いますね(笑) スクロールとDD以外は最大で4倍近い開きがあり、比べようもありません。 総合的に2DではMystiqueが速いようです。 値段も逆転してMystiqueの方が安くなっていますし、新たに購入を考えている 人には選択が難しいですね。 個人的にはカノープスの画質や安定性が気に入っていて、カノープスをひいき したい所ですが、Mystiqueのきらびやかな(笑)画質や細かい設定が出来る所、 Mystiqueネイティブソフトなどにも魅力を感じますね。 いずれどちらを購入しても、現時点では2Dで不満を感じることは無いでしょう。 意地で、くにおにっきゅ〜くんと同じET6000を買うのも楽しそうですが(^^; DDとDOSでは最強ですから。 おっと、HDDのREADとWRITEでいくぽんマシンが速いことに注目! 実はBIOSを最新のものにしたら、HDDが速くなってしまったんです(^^; そのかわり、VIDEOは結構遅くなってしまった・・・喜んで良いのか? ちなみにCACHEは、READとWRITEが遅いHDD程速くなる傾向が有ります。
 WinTach v1.2: Performance Report 
ystem Processor : 486
Display Driver : Power Window DX
Display Type : Frame Buffer
Display Resolution : 1024 x 768
Display Colors : 32,767
Test Resolution : C16 (1024x768)
Cursor Stability : Not tested

Benchmark results:

RPM - Word Processing    : 230.70 / C16
RPM - CAD / Draw         : 927.64 / C16
RPM - Spreadsheet        : 300.54 / C16
RPM - Paint              : 464.99 / C16

RPM - Overall            : 480.97 / C16

<同条件における、I.O DATA GA-968V2の参考結果> RPM - Overall : 414.72 / C16
<同条件における、みすてぃーくんの参考結果> CPU:P133 VIDEO:MGA MATROX Mystique(4MB SGRAM) RPM - Overall : 360.96 / C16
<同条件における、いくぽんの参考結果> CPU:P100 VIDEO:Canopus PW-3DV SX(4MB EDORAM) RPM - Overall : 420.35 / C16
はてこの結果をどう読んだらよいのでしょうか? たしかカノープスドライバーではCAD/DRAWが突出しているんでしたよね? もう今となってはWintachで公正な結果を出すことは無理なような気がします。 P100+MillenniumでOverall 800を出すことも有るようなので、参考くらいに 留めて置いて下さい。 あと今後よろしければノートンユティリティーをお持ちの方はシステム情報 の中にあるベンチマークを送っていただけないでしょうか? これはかなり、32bitアプリの実際の使用感を出してくれると思います。 このテストはメモリー速度やHDD速度が重要で、2Dは有る程度速ければOKという ものです。 1024*768*16bit(15bit)での結果がありがたいです (解像度はそんなに影響しないが)。 ちなみに私のマシン(CPU:P100 MEM:40MB HDD:1.2GB VIDEO:PW3DV-SX)では Si-29.9です。 なんと、やっぷさんマシン(AMD PR133)では40.4! 互換CPUの本領発揮ですね


3/14更新


新たに計測し直したデータと共に、やえさんから968とPW-DXでSEGA RALLYの体感速度が変わらないとの意見を頂きました。

<I.O DATA GA-968V2/PCI>
○ SEGA RALLY Benchmark

8bit Color
            Game/Real
320×200 : 30sec/30sec (30fps)
640×480 : 30sec/33sec (27fps)

16bit Color
            Game/Real
320×200 : 30sec/30sec (30fps)
640×480 : 30sec/48sec (19fps)

○  DOS上のBenchmark Test

3DBENCH
125

Chriis's 3d Benchmark
VGA  : 155.9point   93.5fps
SVGA :  51.0point   30.6fps

Quake Bench
320×200 : 23.777fps
320×240 : 20.790fps
320×400 : 14.844fps
320×480 : 12.468fps
<Canopus PowerWindow DX/4MC>
○ SEGA RALLY Benchmark

8bit Color
            Game/Real
320×200 : 30sec/30sec (30fps)
640×480 : 30sec/33sec (27fps)

16bit Color
            Game/Real
320×200 : 30sec/30sec (30fps)
640×480 : 30sec/47sec (19fps)

○  DOS上のBenchmark Test

3DBENCH
125

Chriis's 3d Benchmark
VGA  : 175.1point  105.1fps
SVGA :  51.5point   30.9fps

Quake Bench
320×200 : 25.448fps
320×240 : 22.499fps
320×400 : 15.625fps
320×480 : 13.831fps

確かにSEGA RALLYでのフレームレートに、差が有りません。
ちなみにどちらのカードも、ゲーム解像度でのDDBENCHは30以上出ています。
これらのデータからWin95でDDを使用するゲームでは、DD性能が取りあえず30fps以上あれば、後はCPUとメモリー周りに実行スピードが影響されると言うことになるのではないでしょうか?
そうなると、2DではあまりDDスピードを追求する必要性が薄くなってしまいます。

私自身、自分のマシンをP100以上のスピードで動かしたことが無いのでなんとも言えませんが、T64V+搭載マシンでSEGA RALLYがスイスイ動いていたと聞いたことも有ります。
しかしただCPUをP200にしても、P166と殆どスピードが変わらないこともあります(実験済み)。
何が実行スピードに一番影響を与えるのか、私は未だに特定できないでいますが皆さんは、お解りになりますか?
解りましたら是非教えて下さいね!(^^;




感想をいただけるとうれしいです(^^。
あと、皆様からの各種ベンチマーク結果もお待ちしております!