いくぽんのPC雑記 Vol.20

     UpDate Rev.1 970526


MMX対応M/B一覧 UpDate Rev.1.1 970526




現在入手可能なMMX対応M/B
を一覧にしてみました。
しかし全てのM/Bを網羅しているわけではありません。私が購入したいM/B、という主観がかなり入っていますので(笑)


ここに掲載したM/Bは全てPB-SRAM CACHEを512KB搭載していますので、特に記述はしません。

MAKERNAME(TYPE)CHIPSETMEMORYBUSFREQ/RATIOCPUOTHERS

TYAN
S1570-TURBO(AT)430TXSIMM*6
DIMM*2
ISA*4
PCI*5
66/*3P55C-200,K6-200,CYRIX-P166高速&高品質で名高いTYAN製

GIGA-BYTE
GA-586TX(AT)430TXSIMM*4
DIMM*2
ISA*3
PCI*4
66/*5.5P55C-233,K6-233,CYRIX-P166電圧を0.1v単位で設定できる
最高366MHz設定可能!

GIGA-BYTE
GA-586S(AT)SIS5571SIMM*4ISA*3
PCI*5
75/*3P55C-200,K6-200,CYRIX-P200SISの最新チップTrinity搭載
リニアバースト対応

GIGA-BYTE
GA-586HX(AT)430HXSIMM*6ISA*4
PCI*4
66/*3P55C-200,K6-200,CYRIX-P166高速且つ安定度抜群

ASUSTEK
TX97-E(AT)430TXSIMM*4
DIMM*2
ISA*3
PCI*4
75/*3.5P55C-233,K6-233,CYRIX-P200M/Bの次期定番となりうるか?

ASUSTEK
TX97-XE(ATX)430TXSIMM*4
DIMM*2
ISA*4
PCI*4
75/*3.5P55C-233,K6-233,CYRIX-P200VIBRA16C搭載

ASUSTEK
P55-T2P4(AT)430HXSIMM*4ISA*3
PCI*4
75/*3P55C-200,K6-200,CYRIX-P200定番中の定番です

ABIT
IT5H(AT)430HXSIMM*4ISA*4
PCI*3
83/*3P55C-200,K6-233,CYRIX-P200世界初ジャンパーレスM/B

ABIT
PN5(AT)430HXSIMM*4ISA*4
PCI*3
75/*3P55C-200,K6-200,CYRIX-P200IT5Hのスタンダードモデル

ABIT
AX5(ATX)430TXSIMM*4
DIMM*3
ISA*4
PCI*4
75/*3P55C-200,K6-233,CYRIX-P200世界初ジャンパーレスM/B

AOPEN
AX5T(ATX)430TXSIMM*4
DIMM*2
ISA*4
PCI*4
83/*3P55C-200,K6-200,CYRIX-P200国内ではMELCOブランドも発売中

FIC
PA-2006(AT)VIA580SIMM*2
DIMM*2
ISA*4
PCI*4
75/*3P55C-200,K6-200,CYRIX-P200リニアバースト対応

FIC
PA-2011(ATX)VIA590SIMM*4
DIMM*2
ISA*4
PCI*4
75/*3P55C-200,K6-233,CYRIX-P200VIAの最新チップ搭載(AMD640のOEM)M/B

M-TECHNOLOGY
MIG-R539(AT)430TXSIMM*4
DIMM*2
ISA*4
PCI*4
75/*3.5P55C-233,K6-233,M2,CYRIX-P200日本ではA-Masterで入手可能

M-TECHNOLOGY
MIG-R557(ATX)430TXSIMM*4
DIMM*2
ISA*4
PCI*4
75/*3.5P55C-233,K6-233,M2,CYRIX-P200日本ではA-Masterで入手可能

FREE COMPUTER
P5F78(ATX)430TXSIMM*4
DIMM*3
ISA*3
PCI*5
75/*3.5P55C-233,K6-233,CYRIX-P200通も認める出来の良いM/B



現在の主流のチップセットは430HXですが、高クロック化&SDRAMの波をうけ次第に主流は430TXへと移るでしょう(って、天気予報かいな!)
私個人としては430HXの高クロック化を希望したいのですが、実際430HX搭載M/Bで倍率3.5以上をサポートしているM/Bは無いようです。
新規に購入する人、もしくは430VXを既に使用していてSDRAMの手持ちがある人なら430TXへの移行メリットも有るのですが、どうも430HXユーザーからすると430TXへの移行はダウンスペックの感を拭えません。
IntelはとりあえずSocket7対応チップセットの開発はしないと発表していますから、430HXの次期チップセットはIntelからは望めそうにもありません。
そこで期待を集めているのが、AMD社のAMD-640チップセットという訳です。
たぶんこれがSlot1にも対抗しうる、最後のSocket7対応チップセットの様な気がします。
このチップセットは最終的にはベースクロック100MHzサポート、AGPバスサポートとなる予定です。
現時点でVIAから出ているOEM版では、既にUltraDMA/33&SDRAMがサポートされています。今後が楽しみですね。

また、今回GA586Sが採用しているSIS5571ですが、これはSISでは珍しく(笑)TritonIIに対抗できるスピードを持つチップセットとなっています。
ただし色々不安定要素も多く、メーカーのドライバーのリビジョンアップが期待されます。

この中での実売価格ではTYANのS1570が一番高く、GIGABYTEの586Sが一番安い傾向に有るようです。
またM-TECHNOLOGYやFREEのM/Bは、取扱店もそう多くないので(M-TECHはA-MASTERのみ!?)性能は良いのですが入手に苦労しそうです。
ちなみに、この中で一番私の希望に添うのは“MIG-R539”です。

今回は漏れましたが、TEKRAMやMicrostar、MYCOMP、ASTAR、ATREND、DFI、MICRONICS、SOYO等まだまだ多くのM/Bメーカーが有るので、興味の有る方はWEBで調べてみてください。


−−追記−−
上記の項目はM/Bのリビジョンによって変更される可能性があります。
またCPUの項目ですが、メーカーはCyrix-166+GPまでとしていても実際には200+GPが動作する可能性が高いので、ベースクロックに75MHzが選択できるM/Bは200+GPも掲載しています。
またCyrixCPUはリニアバースト対応のM/Bを使用すると、さらにパフォーマンスがアップします。