いくぽんのPC雑記 Vol.35 UpDate 980119
Easy PowerUP!(SYSTEM編)
今回は手軽に出来るシステム関連のパワーアップレポートです。
今回ご紹介するあぶないソフトはTweak BIOSです。
このソフトが有効なチップセットは以下の通りです。
- Intel chipsets:
- Triton (430FX)
- Triton 2 (430VX )
- Triton 3 (430HX )
- 430TX
- 440FX (Natoma)
- 450KX/GX (Orion)
- 430MX (Mobile chipset)
- 430LX/NX (Mercury/Neptune)
- 420ZX (Saturn)
- VIA Chipsets:
- VIA VP-1
- AMD-640 / VIA VP-2
- OPTi Viper & Vendetta
- ALi Aladdin 2
- UMC 881 (or is it 880?)
- Cyrix CPUs:
- 5x86
- 6x86
- 6x86MX
- Tseng Labs ET6000 based video cards
実際に起動してメモリー関係の設定項目を出すと、下のような画面になります。
見た目は殆どAWARD-BIOSと同じですので親しみやすい感じです。
さらに親切にも、どの項目をどの様に設定すれば高速になるか、オンラインでHELPまで表示してくれます。
当然、標準で設定でるよりさらに細かくメモリーやキャッシュ関連の設定を行うことが出来ます。
万が一システムがフリーズするほどやばい設定をした場合でも、再起動すれば設定は解除されます。
もっともレジストしない限り設定を保存することは出来ませんので悪しからず。
では実際に使用した場合のベンチ結果です。
とりあえず言っておきますが、私はTweakBIOSを使用する前から、すでにAWARD-BIOSを最速設定にしていました(笑)
BIOSデフォルト時とではそれだけでも違うことを念頭に置いて、下の結果をご覧下さい。
Wintune97 BIOSデフォルト Tweak使用後 Brand/Model
CPU type
Clock rate
Dhrystone
Whetstone
Resolution
Color depth
Video speed
C:\ Cached speed
C:\ Uncached speed
Installed RAM
RAM Read avg
RAM Write avg
RAM Copy avg
P206MMX 3DVTX
P55C with MMX
206 MHz
392 MIPS
120 MFLOPS
1024x768
16 bpp
43 MP/s
26 MB/s
6.2 MB/s
64 MB
420 MB/s
84 MB/s
64 MB/sP206MMX 3DVTX
P55C with MMX
206 MHz
394 MIPS
122 MFLOPS
1024x768
16 bpp
45 MP/s
31 MB/s
8.7 MB/s
64 MB
439 MB/s
87 MB/s
70 MB/s
なんと全ての項目において数値が上昇しました。
TweakBIOSで変更したのはメモリーとキャッシュの部分だけですが、メモリーのみならずHDDからVIDEOの項目まで数値アップです。
しかしこの程度の数値アップでは、やはり体感は出来ないですね。
でもベンチ結果命の人なら迷わずGETでしょう(笑)
ちなみに最速設定にしてもハングアップ等、システムが不安定になることは有りませんでした。
−注意−
ソフトを実行することによるリスクは各自が負うのが原則です。
この記事に関する質問&苦情等は一切受け付けません。
さらに詳しい使用方法などは、各自ドキュメントファイルをご覧下さい。
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