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現在私が使用しているPCゲーム用デバイスの、レビューをしたいと思います。 製品名:Microsoft(R) SideWinder(TM)GAME Pad −小売価格 4,800円 特徴:
■アクション ボタン6つのアクション ボタンで、ゲームをより楽しくします。マクロボタンと同時に押せば、記録したコマンドをスピーディーに実行できます。 ■マクロボタン 複数のボタン操作が必要なコマンドをマクロとして一括登録可能。他のボタンとコンビネーションで、よりスピーディーなアクションが実行できます。 ■方向パッド 8方向に瞬時に移動できます。 ■モード ボタン ゲームポートに接続したジョイスティックとの切り替えに使用します ■ゲーム ポート 最大4台までのSideWinder ゲームパッドが接続でき、フルに接続してもパフォーマンスが落ちることはありません。SideWinder 3D プロ などのジョイスティックをお持ちの方は、2台目に接続して、ゲーム パッドと切り替えて使うことができます。 ■トリガ ボタン 人差し指にジャスト フィットするポイントに配置。ゲームパッドを握った状態で自然に指がかかり長時間のアクションでも疲れにくい設計です。 ■ゲーム デバイス プロファイラ コマンドのマクロ ボタンへの記録や、キーボードのキーのアクションボタンへの割り当てが可能。複雑なボタン操作をかんたんにし、またキーボードに触れることなくゲームパッドだけでプレイすることができます。 感想: このPADは、ゲーム専用機のSSやPSのPADを越えた使いやすさを持っています。 手にしっくりと馴染むグリップや、トリガーが非常にベストな位置に付いているなど人間工学を意識した構造になっています。 そのためにストレスを感じることなくゲームに専念できます。SS-PADのLRボタンは、絶対人間工学に反してます!(笑)。 ボタンの配置は、SSの標準PADとほぼ同じで親しみやすい感じです。 これを使用すると、絶対キーボードなどでゲームをする事がイヤになります(笑) これまで私は意地でもゲーム機モドキのPADは使用して来なかったのですが、V.ONで仕方なくこれを購入。しかし正解でした。 結局V.ON、G-POLICEともこのSWPADが大いに助けになってくれ無事クリア出来ました。 これに同じくSideWinderシリーズのスティックを組み合わせると、コネクターの抜き差し無しで簡単に切り替えて使用することが出来、便利です。 製品名:Microsoft(R) SideWinder(TM)Precision Pro −小売価格 8,800円 特徴:
SideWinder Precision Proは、Windows 95用の高速で機敏なゲームに対応したデジタル ジョイスティックです。また、光学式トラッキング技術を採用することで、 既存のアナログ ジョイスティックに比べて、 格段に耐久性の高いハードウェアを実現しています。 SideWinder Precision Proではこの他にも改良が加えられ、 以下のような特徴を備えています。 ■操作性の向上 プレイヤーは、8個のアクション ボタン、8方向のハット スイッチ、ハンドルの回転、スロットル制御、 および、新たに追加されたシフト ボタンを使うことができます。 シフト ボタンは、今後開発されるSideWinder Precision Proのシフト ボタンに対応したゲームで使用でき、 ジョイスティックの機能を倍増することができます。 ■正確さの向上 マイクロソフトが蓄積してきた光学式トラッキング技術を改良し、従来に比較し可動範囲の広くなったハンドルの動きと、 新しいデザインのホイール型スロットルの動きを、同時に、かつ正確に捉えることができるようになっています。 ■カスタマイズ性の向上 SideWinder Precision Pro製品に同梱された新しいバージョンのソフトウェア:ゲームデバイスプロファイラを使えば、 入力タイミングの難しい複雑なキー操作をジョイスティックのボタンに簡単に割り当ててプロファイルとして保存したり、 編集してチューンナップしたプロファイルをゲーム仲間と交換することもできます。 SideWinder Precision Proのデザインは大幅に改良されており、人間工学に基づいた設計になっています。 操作性を改善するために、ボタンの配置を見直し、すべてのボタンやスロットルを操作しても指の動きは最小限に抑えられるように設計されています。 その結果、自然な操作感を実現するだけでなく、正確ですばやいコントロールが可能になりました。 感想: このスティックは、これまでの電気抵抗を利用したスティックでありがちだったドリフトや、時間経過によるズレを完全に解消した画期的なデバイスです。 これまでCHのスティックなどに採用されていたダイアルスロットルに加え、ラダー操作もグリップのツイストで実現されているため、フライトゲームでも非常に使いやすくなっています。 従来のスティック、例えばTH社のFCSスティック等は動きが非常に堅く長時間の操作には苦痛が伴いましたし、またTH商品には故障も付き物でした。 CH社のスティックは動作も軽く故障も少ないのですが、逆に軽すぎてフライトゲームでは慣れが必要でした。 個人的にはWingmanシリーズがベストだと思っていますが、こちらも電気抵抗方式に特有の問題からは逃れられません。 しかしSideWinder Precision Proは、これら全ての商品の問題を解決しています。 長時間使用しても変わらない安定性に、人間工学に基づいた操作しやすいスイッチ類、動作が軽くそれでいてしっかりした操作感のスティック。 ベースも安定した形状をしており、かなり乱暴に操作してもTHの様に本体ごと倒れたりする事はありません。 Windows時代の、ベストなジョイスティックと言うことが出来ます。 MicrosoftはOSベンダーとしてやっていけなくなっても、ハードメーカーとして十分にやっていけます(笑) 製品名:ThrustMaster Formula T2 Racing Wheel −参考小売価格 15,800円($99.95) ![]() コメント: ハンドル型コントロールデバイスとしては、世界標準とも言えるTM社Formulaシリーズの最新版だ。 前作からの主な違いは、造りが少々高級感の有る物となりハンドルがカートライクな小径でグリップがソフトなゴム質のものに変わったことと、ペダルがローラー式から実車に近いペダル式に変更されたことだろう。 また筐体はGrandprixと共通のものになっている。 残念ながらシフトレバーは相変わらずちゃちいレバー方式で、シフト感は全くない。 ハンドルと聞くとどうしても大柄な筐体を思い浮かべるだろうが、実際のT2は非常にコンパクトだ。 本体の固定は2個のクランプと吸盤でおこなうが、吸盤は当てにならずハンドルに力が入ると結構ずれてしまう。 この辺りは、クランプの設置面積を広げるなどの改善をして欲しいところだ。 シフトの他にパネルに2つのボタンが有るのだが、ゲーム中は結構押しづらく感じる。 できればGrandprixの様にハンドル側に付けてもらえれば、操作し易いだろう。 ハンドルの動作角は比較的小さく(一回転もしない)、初めて使用した友人は実車のようにハンドルを回転させようとして、ステーに何度も指をぶつけていた(笑) これは欠点ではなく、少ない曲げ角で的確な動作が出来るため私は良いと思う。 実際、高速運転中のことを思えばこれは当たり前のことでもあり、慣れの問題だろう。 ペダルは床に置くのだが、別段固定する金具などもないので床の材質によっては各自固定する必要が有るだろう。 私の場合には要らなくなった雑誌を一冊、壁とペダルのとの間に挟んで動かないようにしている(笑) ペダルの踏み心地は結構堅く、反発力が強いので長時間の使用は辛く感じる。 TM製品の場合、バネが堅いのは何時もの事なのだが・・・ これに関しては一度バラしてバネなりゴムなりを調節する、もしくは入れ替えた方が快適だろう。 実際のレースゲームでの使用感だが、今までカーレースゲームはPADかジョイスティックで遊んでいたのだが、T2でプレイすると余りにもゲームが変わってしまうので驚いた。 例えば、PADで遊ぶDAYTONA_EVOとT2で遊ぶDAYTONA_EVOとでは全く違うゲームと言っても過言ではないだろう。 さらにF1RSやTOCAの様なシミュレーション色の強いレースゲームでは、T2の様なハンドルデバイスは必須と言える。 F1RSの場合、PADやジョイスティックでは完走すら出来ないだろう。 この様な素晴らしいコントローラーだが、唯一の欠点は入手先が非常に限られている事だろう。 国内代理店が無いので、輸入品を扱っている所にしかなかなか置いていない(OVERTOP等)。 もしくは有ったとしても非常に高価なことが多い(T2が2万以上する所も有るとか) 幸い私は親切な人から入手出来たのだが・・・(Dolls氏感謝!!) 製品名:AVB TOP SHOT FORCE FEEDBACK RACING WHEEL (レビューが長いため、別ページにて掲載中) 製品名:CH Products Racing System −ダイレクトプライス $69
PCゲーム用コントロールデバイスで有名なCH Productsによる、レーシングコントローラ。製品説明:スイッチ関係はシフトがセミオートマ風にハンドルの裏に、表にはさらに2つのボタンが付いている。 シフトノブが無いのは好みが分かれるだろうが、T2では本体に付いていた2ボタンがハンドル側で操作できるのは嬉しい。 ハンドルの素材はプラスチックそのもので、作りはT2より安っぽい感じ。 グリップ自体は表面加工を施しているためそれ程滑ることは無いが、質感は乏しいしグリップ力でT2に劣る。 ハンドルのセンタリングはバネで行われており、動作が軽く楽なのは良いのだが、おもちゃっぽい感じは否めない。 個人の好みにも依るだろうが、意外とT2のゴムによる重めの手応えの方が“らしく”感じられる。 バネ独特のキコキコと言った感じの動作音も、T2ユーザーには違和感を感じてしまう。 またT2より作動角度が狭いのも、T2ユーザーには違和感が有るのでは? ハンドルの固定はクランプ式だが、コンパクトな設計になっている割りにしっかり固定できる。これはT2より優れている。 他、ハンドルのみでプレイする場合でも、ハンドルのボタンをアクセル/ブレーキに割り振れるスイッチがハンドル側に付いている。これはハンドルのみの製品も有るので、その為に設けられているのだろう。 アクセル/ブレーキペダル部に関してだが、このペダルはラダーペダルとして使用することを考慮しているのか左右対称のレイアウトで、T2の様に左足でペダルベースを押さえ滑り止めする事が出来ない。使用する場合は何らかの固定手段をとる必要が有りそうだ。 しかしT2と異なり、ペダルの踏みしろが裏返る事が無いため(笑)不必要に気を使わなくても良いのは良い。 他にT2より優れている点として、ペダル側に2軸1軸の切り替えが付いており、スイッチ一つで設定出来る事が挙げられる。 T2のアダプターが邪魔だっただけに有り難い仕組みだ。 ラダーペダルとして使うときは、当然2軸に設定する。 バネはハンドル/ペダルとも柔らかめで長時間の使用にも疲れない感じだ。 これはT2ユーザーから見れば、かなり羨ましいポイントだろう。 ハンドルはともかく、ペダルは軽いので十分だ。 またCHの他の製品にも挙げられるのだが、動作精度が高いことも特徴だろう。 T2等TMの製品はボリュームが貧弱でキャリブレーションしづらいのだが、CHのはセンターがぴたりと決まる。これは気持ちがよい。 質感と雰囲気はT2にかなわないが、実用性ではこちらが上のように感じられた。 THANX!>かとちゃんさん |