namco
  − ACECOMBAT 04 −


〜1st〜

 ジオニックフロントの発売一週間後にAC04の発売とは嬉しい悲鳴というか・・・(笑)

 待望のAC最新作が遂にリリースされた。
私はPSのAC03からのプレイになるが、AC03をプレイした時はカンドウしたものだ。
PS2の画質には及ばないまでも、namcoのセンスを感じさせる機体や地形グラフィックは感動物。

 さらにストーリーを盛り上げるアニメーションの質も高く、OVAにしてくれーと思ったことも(^^;

 AC03をプレイしながら切に思ったのは、このグラフィックをPS2レベルで見たい!と言うこと。
それがAC04ではかなった訳だ。

 実際発売前公開された数々の映像は驚異的に綺麗なグラフィック。
こんなの実現できるのかよ・・・と思った物だがnamcoは当たり前のように実現してくれた。素晴らしい。

 確かにフライト物では遙かに先輩のPCフライトゲーを見慣れた目からすると、実は騒ぐほど地形も突出して凄いわけでも無いし、機体グラフィックだって手元にあるUSAF2000と同等レベル。
逆に解像度が遙かに高いことからPC版USAF2000の方が綺麗とも言えるかもしれない。

 しかし実際にAC04をプレイしている最中はAC04の方がイイ!と思えてくる。
何故かというと、やはりPCゲーは基本的にハイパワーを要求するため、AC04の様に30fps以上の滑らかな描画を行うのは結構難しい(PIII-800の話)。
けどAC04は非常に滑らか!

 またPCゲーではキーボード二個分くらいキーを使用することはザラだが、AC04ならパッドだけ!

 ローカライズされていないPCゲーは言語の壁にぶち当たり、イマイチのめり込めない。
けどnamcoは日本の誇るコンシューマゲーメーカー!完全日本語版!<当たり前・・・

 PCゲーは機体の書き込みは非常にイイが、海面などの表現は結構なおざり気味。
けどAC04は海面もイイ!

 PCゲーで雲を表現するのは非常にPCに負荷を掛けるため重くなる。
けどAC04では霧でも雲でも全然ヘイキ!
噴煙も綺麗で、飛んでいて空気感を感じられる!


 とまあ良いことバカリな感じでは有るが、ゲームの進行としては前作の方が断然良かった・・・
今回はストーリーが淡泊で、しかもアニメ風静止画で語られるため、さらには主人公のイメージが全面に出ないためイマイチストーリーに乗れない。
どちらかと言うとミッション優先的印象を受ける。

 機体も現行機は確かに渋いが、AC03の様なカゲキに未来的な方が自分は好み。
コンシューマゲームなんだし現行機のシミュレーターはPCに任せれば良いのに。
今回は正統派路線って感じですね。


 けど絶えず入る無線は雰囲気イイし、イージーながらも機体を操っている感じは十分感じられるし、グラフィックは合格点以上だし買い得ですよ、コレは。


 



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