PC ハードウエアレビュー

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PC  
2004/11/22

Nikon COOLPIX 4100のレビューです。

 

  〜 基本スペック 〜

 画素:400万画素CCD(2288×1712)
 光学:3倍ズーム(35〜105mm)FF2.8〜F4.9
 マクロ:4cm〜
 動画:640X480(QT)
 記録:SDカード+内蔵メモリー
 電源:リチウムイオン充電池
 モニター:1.6型TFT
 サイズ:88幅65高38奥行
 重量:140g

 現行機種なんですが、セール品が一万円台で売っていましたので購入しました(モデルチェンジ直前?)
オレンジかブルーが好きなんだけど、最後の一台だったので流石に色は選べなかった・・・
 (Amazonだとブルーもオレンジも有って、実質22900円)


 COOLPIX 4100はラインナップとしてはローエンドというか初心者向けの製品となっており、簡単な操作体系や解り易いシーンセレクト、オートでほぼ間違いの無い画の撮れる性能、入手しやすい単三乾電池2本で稼動、ホールドしやすく手ぶれしにくいボディーなどが特徴となっています。

 どうもCOOLPIXの4000番台というと安物低品質カメラというイメージが有るのですが、使ってみたらこれがイイ!
最初はちょいダサくも感じるボディーだけど、実際使うと結構小さくて軽いしホールドし易いと、結構気に入ってしまう。

 安物カメラだと有りがちなレスポンスの遅さも殆ど無い。 パワーオンしてから2秒程度で撮影開始できるし、撮影インターバルも数秒だし、再生もサクサクできてストレスの無い使用ができる。

 感心したのはボタン類のわかり易さ。 FUJIFILM、SONY、OLYMPUSと使ってきたけど、これが一番解り易いんじゃないかな? 画面に表示されるメニューも簡素でこれなら初心者でもマニュアルすら読まないで使えるんじゃないのかと。


 レンズも思ったとおり明るくて、実際に撮影した画像を見ても屋内屋外とも十分な明るさで撮れている。 だから手ブレが少ない。 さらに色も良く出ていて綺麗で、緑はちゃんと緑に、空の青もとても気持ちの良いブルーで表現されていてイイ感じ。

 動画も640x480のクイックタイム形式の音声付で撮れちゃうし、AVアウトまで出来るんだからもう十分満足です。
約14.5MBの内蔵メモリも有るので、初心者がやりがちな“メモリカード忘れてきちゃった!”みたいな状況でもなんとか15枚くらいは撮影できるから安心。

 値段なりのところは液晶画面の小ささくらいですよ。 最近のコンパクトデジカメは背面ほとんど液晶!みたいになってきてるけど、この機種は1.6型のささやかなサイズです。 けど日中明るいところでも視認性は良く、これも十分です。  他にはUSBストレージクラス対応、PictBridge対応、Exif対応、三脚対応と申し分なし。

 個人で使うには300万画素でも十分って言えば十分なんだけど、400万画素でこの値段はもうコストパフォーマンス最高ですよ。 最近使ったW1μ-miniより気に入りました。


 〜400万画素クラス比較〜
  撮影はオート、400x300にリサイズ

COOLPIX 4100

 F/5.6 1/260秒 ISO-50
μ-mini

 F/10 1/160秒 ISO-64

 μ-miniの特徴は全般に暗めに写ること。見た目の印象に近いのはCOOLPIX 4100。気持ちの良い晴天だったけど、COOLPIX 4100はそれが表現できている。

COOLPIX 4100

 F/2.8 1/310秒 ISO-50
μ-mini

 F/3.5 1/200秒 ISO-64

 牧草を写すと、μ-miniはなぜか緑が黄緑っぽく写ってしまう。COOLPIX 4100はほぼ見た目に近い緑で描写している。

COOLPIX 4100

 F/2.8 1/37秒 ISO-50 (原寸大)

 μ-miniが非常に苦手とした屋内マクロ撮影も、手ぶれなく明るく綺麗に撮れている。

COOLPIX 4100

 光学望遠側で撮影。やはり2倍ズームより使い勝手は良い。


 〜その他撮影した画像
















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