PC
2004/9/28
|
IO DATA HDA-iU160Mのレビューです。 この製品はUSB2.0/1.1&IEEE接続の外付けHDDです。 私が購入したのは160GBタイプでPCサクセスの通販を使い12000円台で購入できました。 生HDDの価格はこれより少々安いくらいの価格なのでかなりお買い得という事ができます。 製品の中に入っているドライブはMAXTORの5400rpm/2MBキャッシュのもので、ファンレスのボディーも併せて非常に静かな使用感です。 本体の電源を入れておけば、後はPCに連動してON/OFFしてくれるのが便利ですね。 今回この製品を購入したのはメインPCのバックアップの為です。 メインPCには二台のHDDを入れていて、一応Dドライブをバックアップ用にしてはいるのですが、同じPC内に有ると何らかのダメージ(サージ電流やウイルス)が有ったときに同時に壊れる可能性があるため、結構怖いものが有りました。 かといってDVD-Rとかにバックアップするのも容量やデータ更新の問題が有りますが、外付けHDDはその点DVD-Rより非常に優れている訳です。 購入後早速メーカーサイトから無料で使えるバックアップソフト「EasySaver LE」をダウンロードして、重要なデータをバックアップする事にしました。 「EasySaver LE」の使い方は簡単で、バックアップを取りたいファイルやフォルダを指定して、バックアップ方法やバックアップタイミングを指示するだけです。 差分バックアップにして毎日定時にバックアップを取るように設定すると安心かもしれませんね。 性能ですが、メインの7200rpmタイプのHDDと比べると遅いですが、5400rpmとしては普通で逆にランダムアクセスは速い位です。USBもココまで速くなったんですね。 もっとも数十GBの大容量データを移動させるときはちょっと待たされる気はしますが、スワップドライブ用途など常にアクセスする様な使い方をしなければ普通の内蔵ドライブと同じ感覚で使うことが出来る速度です。 以前と違って外付けHDDも値段がかなり下がってきているので(ネットワークモデルの方が人気らしい)、安全で高速なバックアップデバイスとしてお勧めな製品ですね。 IO-DATA HDA-iU160M Read Write RRead RWrite 22985 26155 10905 12832 Seagate 40GB 5400rpm ATA/100 Read Write RRead RWrite 22908 22750 4897 1759 Maxtor 160GB 7200rpm S-ATA Read Write RRead RWrite 57951 60093 25799 28484 ◇メーカーサイト |
PC
2004/9/21
|
ELSA GLADIAC FX534LP 128MBのレビューです。 この製品はnVIDIAのローエンドチップであるFX5200を使用したボードで、特徴はDVI-I+VIDEOアウトとロープロファイルサイズの二点です。 下で紹介したASUSのRadeon9200ボードでDVIがまともに動かず、購入したショップに持ち込んで相談した所、店のマシンでも同じ症状なら対応するとの事。 店員がショップマシンに組み込むのをドキドキしながら見守りましたが、幸いにもショップマシンでも映像が出ませんでした(笑) そこで交換してくれる事になったのですが、ダメもとでお店に置いてある商品をショップマシンで動作確認して欲しいと申し出ると、それもOKしてくれました。 早速同じような価格でASUSのFX5200ボードが有ったので、それをテストしてみる事に。 するとコレも映像が出ない! nVIDIAよ、オマエモカ! という感じでしたが(店員も焦っていた)、DVI付きで6000円前後の製品はASUSの物以外無く、いきなり値段が上がりますがELSAのFX5200ボードにチャレンジしてみました。 ELSAというと一流ブランドなので安心はしていましたが、いざテストするとちゃんとDVIで映像がでるじゃありませんか! 流石ELSA、というかこの製品DVIしか端子が無いのでこれで映像が出なかったらトンデモ無いんですけどね。 さてショップマシンで動いても、目的のマシンで動かないと意味が無いわけですが、MSIのVIAチップセットを使ったマシンでも幸い何事も無く動作してくれました。 ASUSの低価格ボードの設計は良くないんですかね・・・ ATIにしてもnVIDIAにしても殆どリファレンスデザインを使用していると思うんだけど不思議です。 ついでにメインマシンに載せてベンチマークを採って見ましたのでその結果です。 Radeon9200SE:FX5200 FFXI-Low 2947:3000(以上P4-2.4での使用) 殆どの項目でFX5200の方がわずかに勝っていますね。けどローエンドだけあって3Dを実用的に使うにはどちらもパワー不足には変わり有りません。 画質はどちらもDVIで繋いで問題ないものでしたが、ATIの方が暖色系でほんわか画質、nVIDIAが寒色系でシャープ画質という違いが見られて、DVIでもメーカー(ボード)によって風合いが変わるのが興味深かったですね。 安いボードでトラブルに有った今回は、ELSA様様と思ってしまいました。 普段は高いから買わないんですけどね・・・ ◇メーカーサイト |
PC
2004/9/13
|
ASUS Radeon9200SE(A9200SE)のレビューです。 この製品はローエンドのビデオチップであるRadeon9200を使用したボードで、特徴はアナログの他にVIDEOアウトとDVI端子が有る事です。 これでファンレスで6千円前後という低価格さで、特に3D速度にこだわらない人には人気の製品です。 低価格なのにケーブル類や日本語マニュアルまで付いているのは良心的だと思いますが、なんと肝心のDVI接続でこけてしまいました。 EIZOのL567でもADTECのDO191でも信号を受け付けられない状態です。こんな事は初めてだ・・・ もっともこれはA9200SEとマザーボード(MSI KT4-Ultra)との相性だと思います(安いだけあってどこかシビアなのかも)。 実際別のマザー、ASUSのP4P800では問題無くDVIでも映りました(もっとも9600XTは両M/BでOKなんだけど)。 色々手を尽くしたのですが、いくら粘ってもDVIだと肝心の出力が異常になってしまうので、仕方なくアナログ接続してみましたが画質はATIらしく落ち着いた感じで、EIZOのモニターともいい感じで接続されてます。 画質は良好という事で後は3Dパフォーマンスですが、ちょっと羅列しますと・・ GF4Ti4200:Radeon9200SE:Radeon9600XT FFXI-Low 3737:2947:5258(以上P4-2.4での使用) 一昔前の3Dゲームならそこそこプレイする事は出来るけど高解像度、高ディテールは厳しいしDX9世代の3Dはそもそも動かないという事で、殆ど2D用途向けという事ができます。 まあ値段なりという事ですね(64bitですし)。3Dをまともにプレイするなら2万前後のモノからが実用的、このクラスならネット端末やオフィス用途に限定という事で使えばコストパフォーマンスが高いと言う事が出来そうです。 ◇メーカーサイト |
PC
2004/9/11
|
ADTEC 19インチ液晶モニター(AD-DO191)のレビューです。 この液晶の凄いところは、19インチTFT液晶で4万円台というその驚くべき安さです。 しかもそれでいてスペック的にもDVI対応、スピーカー搭載、視野角170度、コントラスト700:1、応答速度25msと平均以上のものを持っています。 実際使ってみた感じ、筐体のプラスチッキーな安っぽさが少々気にはなりました。 スタンドも縦の首振りのみですし、本当にシンプルな造りになっています。 けどこのクラスでは別売りの事が多いDVIケーブルがセットなのは良心的です。 結構DVIケーブルって高いですからね。 さて実際に映し出した感想ですが、幾ら激安と言っても下でレビューしているPTFWV-17とは格段の違いが有ります。 バックライトむらが若干感じられるものの、L567より若干劣るかな?程度で、発色、視野角共に合格点。不満の無い十分な性能だと思います(Acer-MVAパネル?)。 これならメインで使えますね。 ドット不良も見当たりませんでした。 またアナログのオートアジャストも優秀で、DVIとアナログで殆ど画質に変化が有りません。文字もクッキリしています。 操作体系も非常にシンプルなので、L567の様に使用状況に合わせて簡単に輝度設定を変えたりと言った事はできず結構面倒なOSD操作をする必要が有りますが、この安さではそんな不満も消し飛びます。 しかし19インチです。隣に17インチのL567を並べるとデカイ!って思いますね。 それでいて解像度は同じSXGAなので、文字が17インチより大きいく格段に見やすい印象です。 応答速度がL567より速いので早速レースものでドライバーズビューを楽しんでみましたが、うーん・・・ L567のマッタリ感よりは少しマシ程度で、なんかザラ付いた残像感を感じますが、動画は全く問題有りませんでした。 19インチが7、8万だったのはつい最近だったような気がしますが、AD-DO191の様な品質も結構良いタイプが4万円台に突入なんて本当に驚きますね。 ◇メーカーサイト 購入サイト |
PC
2004/9/10
|
プリンストン 17インチ液晶モニター(PTFWV-17)のレビューです。 このモニターは液晶としては非常に高速な反応速度が特徴なため、動画鑑賞やゲームモニターに最適となっています。 ちなみにその反応速度は16ms、一般的な高速タイプの液晶が25msですからTVもゲームも殆ど残像感を感じる事が有りません。 メインで使用しているEIZOの17インチ液晶モニターFlexScan L567の反応速度は35ms この速度はDVD等ではあまり問題有りませんが、TVやゲームでは結構残像感を感じ、特に主観視点でのゲームは残像で気持ちが悪くなってしまいます。 さてこのモニターの凄いところは実は反応速度よりも実売価格の安さです。 高速液晶+17インチ液晶なのに3万円台と、一般的な15インチ液晶並みの安さです。 早速使用してみましたが、CMR2005の主観視点でも残像感が殆ど無い! 60fps程度なら十分追従できています。 TVもスッキリ映ります。 流石ですね。 電源も内蔵なので、邪魔なACアダプターが無く全体的にシンプルに使用できるのが良いです。 しかし如何せん低価格液晶パネル 反応速度以外のパネル性能はFlexScan L567に全く及びません。 バックライトの微妙な点灯ムラや全体的な白浮きが感じられますし、アナログ接続と言う事もあり文字のエッジが今一落ち着きの無い印象です。 これらは私が初めて購入したATEC SYSTEMの液晶と似たような傾向です。 パネルメーカーが同じなのかもしれません。 と言ってもL567と並べて見なければ視野角もまずまず実用上問題無いレベルですし(140度)、発色もまずまずまともですし信号自動調節もちゃんと動きますし、スピーカーも付いていますし、三万円台と考えると値段相応以上の性能を持っていると言えるかもしれません。 何より残像が無く、軽くて気軽に扱えるので、ゲーム用モニターとかサブ機用、貸し出し用といった用途ではかなり使えるモニターかもしれません。 それ以外の仕事で使う人、長時間モニターを見ると言った場合には反応速度を犠牲にしても、もっと高品質なパネルを採用したDVI接続液晶モニターをお勧めいたします。 ◇サイト |
PC
2004/7/17
|
無線LANセット バッファロー WLA-G54/Pのレビューです。 この製品は無線LANアクセスポイントと無線LANカードがセットになったモデルです。ブリッジタイプなのでルーターが別途必要ですが、802.11b/g対応でスイッチングハブ機能を搭載し1万円前後というのがポイントですね。 そもそも私の家の環境ではワザワザ無線LANなんて導入するまでも無いような状況なのですが(HUBまで1m)、なぜ今回導入したかと言いますと仕事の為です 最近は無線LANが当たり前の時代に成りつつあるので、当然客先も無線LANだったりする訳ですが、それのトラブルに対応するのに研修程度だけではどうにもならない状況って有ったりするワケで・・・ 無線LANで端末同士を接続する場合、一般的なアクセスポイント経由モード以外にもアドホックモードという一対一で接続する方法が有ります。 こちらの方が簡単で面倒な設定も必要なく、設備も要らないのでこちらを主に使っていた訳ですが、反面アクセスポイント経由モードでの経験が殆ど無いという状況に。 案の定ややこしいトラブルが舞い込んできた時に、満足に対応できないという事態が(アウアウ トラブル対応しなければいけない立場なのにそれではマズイだろうと、スキルアップの為機材の購入を会社に打診したのですが、あっさり却下されました(笑) 酷い会社だ・・・ 我が身は己で守れという事で、今回これを自腹で購入したワケです。 主な目的は802.11gのアクセスポイントモード(インフラストラクチャモード)で802.11b(以下802.略)の機材(無線LANプロジェクター)を動かすというものです。 客先でなぜか11bのプロジェクターが11gのネットワークに繋がらないという事が有ったので、それの検証ですね。 ちなみに11gは11bの上位互換なので、普通に考えると11bが繋がらないって事は無いはずなんですが・・・(上司は11gに11bは繋がらないと言っていたが) WLA-G54/P自体の導入はとても簡単です。付属CDのユーティリティーでドライバーのインストールからアクセスポイントの設定まで出来るのですが、同梱のマニュアルが非常に薄い(一枚のみ)。大丈夫なのか?(メインはオンラインマニュアルになっている) 早速導入段階で引っかかりました。 無線LANカードとアクセスポイント間は通信できるのですが、肝心のルーターと繋がらずネットできません。 原因は、ルーター(こちらもバッファロー)とアクセスポイント、どちらも同じIPを使うように設定されていたから(笑) これって初心者はつまずかないか?説明書にはそういう可能性は示唆されていないし。 ルーター必須タイプなんだから最初からDHCP使用モードにすれば良いのに。 と言ってもつまずいたのはこれくらいで、後はサックリと既存のネットワークに接続できました(WinXPだからというのも有る)。 マニュアルの内容が殆ど無いので、アクセスポイント本体の設定の説明もまったく無く面食らいましたが、これはヘルプを見ながらやれば問題なしですね。基本的には無線LANはそんなに面倒な事は無い・・・はず・・・です。 あと、無線LANを使用する場合にはANY接続不許可モードにした方が良いと思うのですが、こういう設定をしなければならないとなると、ちょっと初心者には敷居が高くなってくるのかも。 通常のネットワークが成立したとなると、今度は11b機材との接続です。 プロジェクター側をDHCP使用モードにしましたが、電波が弱いのか上手くIPが割り振られません。手動で割り当てると上手く認識してくれました。 pingも通りこの状態だと無線LANのノートPCでも有線LANのデスクトップからでもプロジェクターが使えます。 ただ、これだとトラブルに会った場合の役に立たないので色々設定を変える事にします。 まずプロジェクター側のSSIDをアクセスポイントと別なものにします → 繋がらなくなりました。 IPを振っている状態でも無線LANを使う分にはSSIDを合わせる必要が有る訳ですね。 次はアクセスポイントを11gターボモードにしてみます。 これはメーカーにより高速モードと表記されたりしますが、いわゆる11bとの互換性を捨てて11gの速度を生かすモードです。 予想どうりですが → 繋がらなくなります。 メーカーによってはこの状態がデフォルトの可能性も有るので、11b機材が繋がらない時には設定を見直す必要が有りますね。 他にも独自の高速化技術(フレームバースト)も互換性を妨げる要因になるかもしれません。 他にはMACアドレスによる接続制限設定ですか。 当たり前ですが使う機材の制限は解除しないと何時までも繋がらない事態になりますね。 他のアクセスポイントとチャンネルが重なり混信する。 うーん、こういうケースはあまり無さそうですが、可能性は有りますね。 チャンネルを変えるなどして対策をする必要が有りますね。 自分で使ってみて解ったのは、やはり基本的には11gと11bは相互に繋がると言う事。これ本当は常識なハズなんですが自分で試して納得できないと自信が持てませんから確かめられて良かったです。 で、上司が言っていた11gに11bは繋がらないというのは、11gがターボモードを使用していたりする場合に限定されそうです。設定していたのをウッカリ忘れているというケースが有りそうですね。 無線LANはデフォルトで使う分には面倒ではないけど、一度はまり出すとトラブルシューティングが難しいという感じですかね。設定している人が複数居たりすると尚更でしょう。 やはり自分でじっくり使ってみないと解らない事って多いですねー 一万少々の出費は痛いけど勉強になりました。 ◇サイト |