PC
2022/8/5
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・富士通 LIFEBOOK U937/R 上記の中古ノートPCをヤフオクで購入しました。 マウスの激安タブレットPCを6月に買ったばかりですが、これを買ってから気が付いた事が幾つかありました。 まずはそもそもタブレットで無くても良い… マウスPCはほぼキーボードを装備した状態で使っていて、タブレットモードで使用した事は殆ど無し。 画面が10インチでは小さい。 タブレットPCとしてなら10インチはアリですが、ノートPC形態では10インチは小さくて使いづらい。 1.2キロは重い。 マウスPCは一見小さいのに、非常に重量感を感じる(笑) インターフェースが物足りない。 マウスPCはフルサイズUSBを搭載しておらず、またコネクター類がすべてカバーされているのでUSBデバイスが非常に使いづらい。 で、ヤフオクで良いの無いかなーと探していたのですが、会社でも使っていて好印象の富士通ライフブックに対象を絞る事に。 結局落札できたのは今回のLIFEBOOK U937/R(富士通の法人向けノートPC(ライフブック)の中でも軽量コンパクトなUシリーズ)でした。 法人向け希望価格313,500円(税込)という代物(高!)で、落札価格は約20,000円(税送料込)。 スペック: CPU:Core i5-7300U 2.60GHz(Max3.50GHz)2コア/4スレッド 3MBキャッシュ MEM:8GB(SODIMM DDR4 SDRAM/PC4-17000)(4GBは購入後増設したもの) SSD:128GB M.2 SATA接続 DSP:13.3インチ フルHD(1920x1080)TFTアンチグレア NET:有線1000BASE-T+IEEE 802.11a/b/g/n/ac USB3.0x2、HDMIx1 309x212.5x15.5mm、799g ヤフオクの中古PCストアで購入したのですが、商品ページには外観は中古としては良。バッテリー持ち保証せず、というアバウトな事しか書いていないんですよね。 だから実物が来るまで本当の商品程度というのは分からないのが怖いところ。 現物が来て分かった事は… 確かに外観の程度は良い。 良ーく見ると天板にうっすらと管理シールが貼られていた跡。 キーボードやパームレスト部も良く見るとうっすら使用痕が有るが、言われないと分からないレベル。 液晶に僅かに白い濁り点が3か所ほど見られるが気にならない程度。 確かにストアの説明通り、外観程度“良”で間違い無い様です。 中古はバッテリー持ちが保証されないのが難点ですが、Windows標準のバッテリーチェッカーを使って調べたところ、新品時比較で78%程度充電能力が維持されているとの事(50%を切るとリチウムイオンの実質的寿命)。 稼働可能時間は4.5時間程度といった所でしょうか。 中古としてはまずまずです。 ちなみに、メモリー増設のため裏ブタを開けてみました。 開けてみて分かったのはSSDはM.2タイプの物が使われていた事。 標準のはSATA接続タイプだそうですが、PCIeタイプのSSDを使えたとの情報も。 内蔵されているリチウムイオンバッテリー(サムスン製)は25Whですが、空きセルが有り50Whに増やす事も可能のようです。 筐体を見て分かったのは、このPCがMade in JAPANで2018年1月製という事。 約4年半前のPCなんですね。 日本製なのも嬉しい(マウスも日本製ですが)。 稼働時間を調べてみたら驚愕の7800時間! 外観の綺麗さとバッテリーの程度からすると想像出来無いですが、ガッツリ使われていたPCやん(^^; 中古PCはこういう有用な情報を開示して欲しいんですよね。 そんな事したら商売に支障でるんだろうけど。 ここからはLIFEBOOK U937/R自体の感想ですが、ライフブックUシリーズの売りで有る薄さと軽さが素晴らしい! ディスプレイ13.3インチモデルとは思えない軽さで、同じ大きさの木板(軽めの)を持っている印象。 筐体サイズも以前10インチタブレット用に買っていたソフトケースにぴったり収まる程コンパクト。 ディスプレイが13.3インチでフルHDで繊細なのはもちろんの事、シャープ製の液晶という事で視野角も広く非常に質感の高い映像が映し出されます。 安いTFT液晶だと発色が青色に偏っている事が多いですが、この液晶はそんな事が有りませんでした。 そしてzoom会議で使ってみて実感したのは、13.3インチのサイズはバランスが良い! やはり常用するにはこの位のサイズは必要ですね… キーボードはがっかりで、サイズはほぼフルサイズで打ちやすそうに見えるんだけど、打鍵感が悪くペチペチした感触がイヤ… これならマウスPCのキーボード付きカバーの方が打鍵感が良い(笑) 処理速度は素晴らしい! このPCの CPU:Core i5-7300U 2.60GHz(Max3.50GHz)2c/4t 3MBキャッシュ MEM:8GB(PC4-17000) SSD:128GB M.2 SATA というスペックは会社で使っているライフブックと同じなので速いというのは分かっていたんですが、うーんやはり速い。 mouse E10 N4100 LIFEBOOK U937/R i7-7700k+1050Ti 上からマウスタブレットPC、ライフブック、メインのデスクトップPCですがN4100のタブレットPCの約2倍速い感じですね。 PCのスペックは大満足でしたが、4年半前のPCという事でまともに使えるようになるまで大変でした。 まずは充電できなかった。 1時間充電しても0%のままだったのでリチウムイオンが死んでいるのか?と思いストアに問い合わせたところ、しばらく使われなかったノートPCはバッテリーがスリープ状態に入るらしく、数時間充電し続けてくださいとの事。 実際しばらくしたら充電が開始されホッとしました。 次はOSが2017のバージョンのままという問題。 今から3年を超えて古いWindows10の場合、セキュリティの問題でバージョンアップに失敗するという“ぉぃぉぃ”な問題が有りますが、このPCもご多分にもれず自動アップデートに失敗する・・・ 手動で現時点で最新の21H2にアップデートしようとしても、これまた中々うまくいかない。 結局一日かけて何とか最新の状態にアップデートできました。 これは大変すぎる… しかしそれを超えたら快適な使用感が味わえました。 実際購入して次の日には出張のお伴に連れて行きましたが、軽さと薄さのお陰でPCが荷物の中に入っているとは思えない快適さ。 ホテルでも13.3インチの大画面でPCを使え、快適でした。 音もイイ。 薄型筐体なのに音が大きく響く。凄い。 しかもヘッドフォンを繋ぐと、妙に音がイイ。 ヘッドフォンの性能がワンランク上がったような… なぜ? 中古PCならではの問題も色々有りましたが基本快適なPCなので、マウスPCと併用して使っていこうと思います。 ・2022/8/12更新 ヤフオクで買ったライフブックにWindows11をインストールしました。 素の状態でWindowsアプリのPC正常性チェックを実行すると、こんな感じの結果がでます。 画像はデスクトップPCのものですが、ライフブックもCPUだけがWindows11に適さないとしてインストールが弾かれてしまうんですよね。 ただ、以前からチェックをかいくぐる方法はネットで出ていて、その中で恐らく有名なのがレジストリにチェックをすり抜けるためのキーを追加するというものですが、私の環境ではそれでは先に進みませんでした。 ちなみにWindows11インストールにもいくつか種類が有って、私はWindows10の環境を残して11にしたかったので難しかったですが、クリーンインストールならこの方法で問題無いという話。 レジストリキー追加がダメなら他に方法無いかなーと思っていたら、たまたまYoutubeのおススメ動画にこんなのが出てきました。 この動画によると、Windows11のインストールファイルからappraiserres.dllを削除してチェック自体を無効にするというもの。 凄いな、よくこんな方法考えつきますね。 この動画の通り実行したら、無事Windows11にアップデートできました。 時間は1時間半程度でしょうか。 マウスE10と異なり、このPCはWindows11互換を謳っていないので自己責任となりますが、普段使うアプリを立ち上げてみたり、Youtubeの動画を再生してみたりしてもまったく問題無い様に見受けられました。 起動時間も10秒程度と相変わらず爆速。 このPCで半年ほど問題なければ、デスクトップPCのアップデートも考えようかな… ・2022/9/2更新 ヤフオクで落札した当機ですが、買ったときから少しキーボードが怪しかった。 稼働時間約7800時間なので仕方がないのですが、遂に“I”キーがお亡くなりに! 反応が無くなったのではなくキートップが外れてしまいました。 これがデスクトップPCのキーボードなら何とかなる事が多いですが、このノートPCの構造はメンブレンスイッチ(パンタグラフ+ラバードーム)で、しかも薄型軽量を謳う筐体のキーだから、とても微細で私が治せるような代物ではありませんでした。 幸いにもヤフオクでキーボード部分だけ売りに出されていたのでそちらを落札(送料込み2500円)。 商品はクリックポストで直ぐに送られて来たのですが、開梱してみるとヤワヤワで繊細なノートPC用キーボードが荒く梱包され、端の金属部分が折れ曲がってるじゃないの!ぉぃ! (幸い動作しましたが) 新品が今さら有る訳もなく、出品されていたのはやはり中古キーボードでした。 しかし使用感は少なく、そこそこ綺麗。 メモリー増設などで裏ブタは開けていましたが、メインボードを外す作業はもちろん未経験。 今はYoutubeに何でもあると言っても過言ではないレベルですが、何と富士通 LIFEBOOK U93xの分解動画も有りました! 私の機種とは微妙に違いましたが、おおむね参考になりました。 ありがとうございます。 動画はプロの作業なのでサクサク外していますが、私の場合はDVI端子がどうしても外せず… しかしこのコネクター自体は外せなくてもメインボード自体は外せるので助かった… またこの機種独自の隠しネジが一つあり、ケンジントンロックを物理的に除去しないとネジにアクセス出来ないのが面倒でした。 メインボードをどかしてやっと現れるキーボード(裏面)。 何と74個もの微細なネジで固定されています(´ー`)マジか・・・ しかし外すよりも取り付ける方が数倍大変だった。 ライフブックUは筐体がマグネシウム製なので、トルク掛け過ぎるとネジ穴がすぐに死んでしまうから怖い。 2mm程度のネジの取り付けを74回・・・つらい:(;゙゚'ω゚'): とは言え、キーボードさえ付けばまあ戻すのはそこまで難しくありません。 問題は動くか・・・ 動いた!!! 部品として落札したキーボードは程度が良かったようで、もともとのキーボードで見られたゆがみも無く、しっかりした打鍵感になりました。 反応の無いキーも無い模様。 一件落着でした。 ・22/12/8 更新 手持ちのノートPCの中では一番の主力として使っていたLIFEBOOKですが、うっかりミスで落下させ液晶が壊れてしまいました。 厳密に言うと液晶のバックライトなんですが、薄型ノートPCの液晶の修理は私の手に負えないのでヤフオクでジャンクのLIFEBOOKを入手し、液晶部分だけ交換する事にしました。 まずヤフオクでLIFEBOOK U937/Rの液晶モニターで検索すると、パーツだけちゃんと売られていましたがお値段1万円前後するじゃないの。中古なのに… やはり液晶が無事なジャンクPCを入手するしかないな、といくつか競ったんですが、何とSSD無しキーボード破損、バッテリー死亡というレベルのジャンクですら6000円前後まで値が上がります。 高っ!! ジャンクでそれは無いわーと思いつつ色々探していると、LIFEBOOK U937/Rの下位モデル(セレロンCPU)で程度の良いのが即決8000円で出ているじゃないの! もうジャンクで競るのは時間の無駄な気がしたので、それを即決で落札しました。 ・富士通 LIFEBOOK U937/R CPU:Celeron 3965U (2core 2.2Ghz L3-Cache 2MB) MEM:8GB(4GBを増設済み) SSD:128GB 最初に購入したLIFEBOOK U937/RのCPUがセレロンになっただけ、と思います(厳密には違うかも)。 ビックリしたのは大容量バッテリーが搭載されていた事。 U937/Rの標準バッテリーは25Whなんですが、これには何と50Whの大容量バッテリーが搭載されていました。 バッテリーレポートによると実質容量は78%、約40Whも残量が有ります。 これは有り難い。 PCの外観も非常に良し。 あまりにも良いので稼働時間を確認したら約1300時間。 元のU937/Rは7800時間だったので全然使われてないレベル(^^; あとはCPUがKabyLake世代の2コアセレロンってとこですね。 このCPUが実用レベルに達しているなら、もう元のU937/Rは直さず新しいU937/Rを使おう(笑) 早速ベンチ。 これがCeleron 3965U版 U937/R こちらはCore i5-7300U版 U937/R Celeron 3965UとCore i5-7300UではCPUパワーが倍以上違いますね。 mouse E10とも比較してみましたがCPUだけ見るとCeleron 3965UはCeleron N4100にもおよんで無いです。 N4000よりはマシ、といった感じでしょうか。 (どこかのサイトのスクショ) しかしベンチのオーバーオールではmouse E10より上。 やはり高速なSSD搭載というのが効いているようです。 では、実際に使ってみたらどの程度セレロンは遅いんでしょうか。 早速OSをWindows11 22H2にアップデートし、zoomやら普段使うアプリを入れて実使用してみました。 感想:全然イケます!! 正直Core i5-7300Uのパワーは持て余しぎみだっただけあり、むしろCeleron 3965Uでちょうどイイ。 Core i5-7300Uはパワーはある物の発熱も凄く、超軽量薄型のLIFEBOOK U937/RではCPUファンが頻繁に回りかなりうるさかった。 けどCeleron 3965UならCPU使用率100%状態が10分続いても穏やかにファンが回る程度で静か! zoom程度ならCPU使用率は40%〜20%程度。 バッテリーも余裕で6時間程度もつ感じです。 こんな事なら最初からセレロンモデルのLIFEBOOK U937/Rを買っても良かったなーと今さらながら思いました。 (ヤフオク相場 i5版が18000円程度、Celeron版が8000円程度) 元のU937/Rの方が部品取り用のストックPCになりそうですね。 ・22/12/26 更新 セレロン版LIFEBOOK Uは本体価格8000円で落札できた割には非常に程度の良いPCで、筐体も使用感が少なくピカピカ。 しかしなぜかIntelシールだけがボロボロ! なぜですかね。毎日アルコールでフキフキしたんでしょうか。 これだと締まらないので、ヤフオクで新品のIntelシールが120円程度で出ていたのでゲット。 おー!新品シールカッコいい… ホログラムもキラキラしとる。 グッド! i5版LIFEBOOK Uの方はシャットダウンしていても一日あたり約10%程度バッテリーを消費していました。 それに対してセレロン版LIFEBOOK Uの方はそれほどバッテリー消費が無い気がしたので比較。 セレロン版の方は3日で10%程度消費しているようです。 セレロン版はバッテリー容量が倍という事と、セレロン自体の消費電力が高くない事を考えると順当で、やはりシャットダウン中の電力消費が高い問題は変わっていないようですね。 Atom系などの超低消費電力タイプのCPU以外はこんなもんなんでしょうね… |
PC
2022/6/4
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・マウスコンピューター mouse E10 6年ぶりにパソコンを買いました。 買ったのはマウスコンピューターのmouse E10。 6年前に買ったドスパラの8インチWindowsタブレットが、あまりにも非力で使いにくいので3万前後までの予算でandroidタブか中古のWinタブを探していました。 しかし昨今のコロナ禍の影響でPC業界も値上げの波に揉まれ、軒並み2,3年前と比べて高くなっている… 最初はAmazonのリファービッシュ品PCを買おうと色々ページを見ていたのですが、とある製品の口コミで“こんなレベルの中古Winタブに3万も出すなら、マウスの新品のWinタブ買った方が安いし、マシ”という書き込みが。 マウスの安いWinタブというのは数年前に話題になったので知っていました。 たしか小学校などの教育機関向けで、なんか子供向けのダサいシルエットで、スペックも自分のWinタブに毛が生えた程度だったような…? とりあえず、マウスで検索してタブレットのページを見てみた。 ・・・いちまん、よんせん、はっぴゃく円!?(税込み送料込み) 新品で、お絵かきに使える本格的スタイラスペンやWPSオフィス2(約5000円)も付いて、キーボード付きカバーも付いて。 いや、普通はOSだけで14000円するんやで? 何が起きたんや… mouse E10。 たしか登場時は3万前後だったハズ。 しかしCPUがN4000というのが引っかかる。 N4000だと今使っているドスパラWinタブよりスペックが低くなる(´-`) N4100が理想なんだよなー と横を見ると、CPUがN4100になった上位版mouse E10が、ちょっと高いけど税込み19,800円で有るじゃないの。 買ったら5年は使うつもりなので、CPUパワーはある程度必要。こちらを購入しました。 マウスコンピューターの製品を買うのは初めてなので、どんな感じで届くんだろ?と思っていたらまさかの日本国内で組み立て出荷(iiyamaの長野工場製)。 ステータスを見ていると組み立てに約3日、検査に1日、発送に2日という事で注文してから1週間弱で手元に届きました。 以前のインプレスのインプレッション記事などを見た時には、まさにお子様向けPCやな…という印象だったのですが、実物を見ると意外と普通。 ネイビーの縁取りなんですが、そんな目立たなくて大人が使っても良い感じですね。 (インプレスの記事はこちら) 初めて持ち上げた感想は“重っ!!”。 付属のキーボードカバー含めると1.2キロ少々ありますからね(本体は980g)。 同じくキーボードカバー付けた状態のiPadからすると約2倍重いです。 まあ、その辺りは安いのでカンベンするしか無い。 実際重いだけ有って、普通のタブレットにない耐衝撃性、耐防塵防滴性が有りますから。 ヘビーデューティーPCと考えれば良い(´ー`) 早速動かしてみる。 初期設定が終わった後、色々Windowsアップデートやら、使うソフトをインストールし ていて気付いた。 こ、このタブレットめっちゃ良いやん… まず液晶がイイ。 10.1型でちょっとベゼルが広いのがカッコ良くはないんだけど、画質自体は凄く良い。 解像度1280x800がちょうど良い。スケール100%で快適にイケる。 画面だけ見てたら安っぽさの微塵もない。 キーボードもイイ。 ネットのレビューとかでE10のキーボードを良いと褒めている人は居なかったような気がするけど、個人的にはかなりグッド。 打鍵感が意外とあり、キーピッチにも余裕が有って、ミニPCとかにありがちな無茶な配置が無い。 流石、子供の初めてのPCとして造られた事だけは有る。 タッチパッドが狭いので、そこはどうかなーと思っていたけど全く問題無い。 下半分がクリックゾーンになっていて、ダブルタップもクリックでも操作しやすい。 二本指での上下スクロールも対応している。 スピーカーも悪くない。 タブレット本体のスピーカーなので良い音は鳴らせないまでも、音量は十分だしステレオなのも良い。 そして何よりも速い! まさかCPUがセレロンN4100、メモリー4GB、eMMC 64GBといういわゆる世間的に低スペックと言われるPCなのにこんなに速いとは。 左がマウスで、右がメインPCだけどトータルスコアで3倍程度しか差が無い。 メインPCはCPUがCore i7-7700K、メモリー16GB、SSDドライブ、グラボがGTX-1050Tiという構成なので、2万切るWinタブでこの構成の30%もスコアが出るのは凄いですね。 ていうか、今会社で使っている第7世代のCore i5-7xxxを使ったノートPC(8万前後のお値段)と体感では速度が変わらないと思う。 速さの秘訣は恐らくこれ。 左がマウスで、右がメインPCのSSD。 本来遅いと言われているeMMCなのに、メインPCで使っているSSDと遜色ない(勝っている部分も)速度が出ている(eMMCがランダムに弱いのは間違いない)。 実質2.4GHz駆動でキャッシュ4MBでリアル4コアのCPUに、実質SSDを搭載した様なPCなんだから、そりゃ速いワケだ。 高負荷時にはほぼ2.4GHz以上で動く。 ただ予想よりだいぶ速いと言ってもメインメモリーが4GBなので、あまり重いソフト(ゲーム含む)を動かすパワーは無いと思われるので、期待しすぎは禁物ですが。 ドスパラWinタブではヤフーのトップページを開くだけで1分程度掛かったものですが、マウスE10なら1秒程度ですか…デスクトップPCと変わりません。 タブレットでは重いハズのYoutubeもデスクトップPCと同じ感覚で開けます。 まさにマーベラス。 使ってみると欠点は重さだけな様に感じてきましたヽ(´ー`)ノソレハドウシヨウモナイ ・更新 2022/6/17 E10を買って10日と少しですが感想を。 E10はスペックとしてバッテリー駆動時間約12時間となっていましたが、実際10時間少々使って残10%になったので、スペック通りのバッテリー持ちですね。 今までフル充電から10時間も使えるPCって使った事が無かったのでこれは嬉しいです。 普段使いで処理速度に不満を持つ事は無いのも良いですね。 ドスパラWinタブの頃と違ってストレスを感じる事は有りません。 画面も8インチから10インチになりましたが、タブレットモードで使うならともかくWinデスクトップを使うなら10インチ無いと使いづらいですね。 10インチなら普通のアプリケーションを使うのもギリ大丈夫といった感じ。 悪い点も挙げるとE10は安いだけ有って画面サイズに対し周りの余白が(相当)大きいのですが、これが意外とストレスになります。 今のPCはタブレットもモニターも狭縁が当たり前なので強い違和感が… あと、イヤホンや充電端子などのコネクター類がカバーで覆われているのも、社会人が使うにはデメリット。 充電中もカバーが使用者側の方にせり出すので邪魔ですね。 防塵防滴を捨てる覚悟でモイでしまうのも手かもしれませんが(笑)。 ・mouse E10 Windows11化 ここから本題。 折角E10はWindows11Ready PCなので、メインPCより先にWin11化してみました。 WindowsUpdateの項目に“Windows11にしましょう”的な項目が有るので、てっきりそこからアップデート出来るのかと思いきや出来ないじゃないの!(将来的には出来るかも?) 結局検索してマイクロソフトのサイトから、Windows11インストールアシスタントとPC正常性チェックツールを探してダウンロードする必要が有りました。 1万円台タブレットPCだからWindows11にするのに半日かそれ以上は掛かるだろな…と覚悟していましたが、実際は3時間程度でダウンロードからインストールまで終了。 E10の速さ、ナイスです。 おー、Windows11やん! と思っていじり始めるが… スタートボタン押して現れる項目がこれだけ!? Win3.1の時からずっとWindowsユーザーですが、ついにここまでシンプルになってしまったか…と悲しくなりますね。 Win8.0の頃に中途半端にタブレットインターフェースと融合して不評を買う→戻す、とマイクロソフトはやってきましたが、もうタブレットインターフェースとの一体化は逃れられないのでしょう。 “設定”の項目もWindows史上最大にシンプルにまとめられ、iPad感がそこかしこに(笑)。 そしてかなり驚いたのがタスクバーを右クリックして現れるメニューがほぼ全滅した事。 ここから良くタスクマネジャーを起動していたのに無くなっています。 タスクマネジャーを使うようなユーザーは今はもう殆どいないって事なんでしょうね(アプリとして残ってはいる)。 E10はWinタブレットとして主にzoom用に使っているので、別に使い勝手が変わってもそんな困らないですが、メインPCがこんなになったらイヤだな… ギリギリまでWin10使おう(^^; それ以外ではWin11になって重くなる?と警戒していたのですが、非力なE10でも特に重くなった印象は無いですね。 CPU使用率は少し高くなっているかもしれませんが、メモリー使用率は低いです。 アップデート前のE10のeMMCは実質容量が56GBで、空き容量が24GBでした。 Win11にアップデート直後は空きが18GBまで減ってしまいました。 しかしクリーンアップ実行後は空きが27.6GBまで回復。 むしろ3GB程度容量が軽くなりました(笑)。 良い副産物です。 |
PC
2022/9/26
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・Microsoft Surface Pro 4 ヤフオクでSurface Pro 4の中古を購入しました。 本体が送料、消費税込みで13,000円程度、専用ACアダプター(新品互換品)が2,500円程度。 Surface Pro 4のスペックは、サイズは大よそ30x20x0.85cm、重さ786g CPU:Core i5 6300U 2.4GHz(2c/4t) MEM:4GB SSD:128GB MON:12.3型 PixelSenseディスプレイ(2736x1824) 802.11ac Wi-Fi、USB3.0、Mini DisplayPort Surface Pro 4はいわゆるWindowsタブレットですが、最大の特徴は12.3型という大画面。 タブレットは一般的に10型が大きいモデルとなりますが、それをかなり超えるので見ごたえが有ります。 採用されている“PixelSenseディスプレイ”は解像度2736x1824と、いわゆる3K解像度。 フルHDの倍程度の画素数を誇ります。 発色、視野角とも相当高いレベルで有機ELディスプレイと言われたら信じてしまうんじゃ?というレベル。 もう一つの特徴は本体にスタンド機構が備わっている事。 ただのヒンジではなく、飛行機の引き込み脚の様な凝った仕組みで作動していて、どの角度でもしっかり固定されます。 パフォーマンスはCore i5モデルという事でサクサク。 驚くのは起動の速さで、電源ボタン押してから5秒程度でロック画面が表示されます。 UEFIが終わってWindows画面が出てから5秒じゃなく、電源ボタン押してからなのでかなり速いですね。 流石マイクロソフト謹製ハードといった感じです。 さて、このPCはモデルが2016年なので約6年前の製造です。 ですが筐体は非常に綺麗で傷も殆ど見当たりませんでした。 気になるバッテリーも、実容量98%程度と非常にグッド。 しかし商品説明には、どうも“ジャンク扱いにしたいけどジャンクじゃないし…”という出品者の微妙な感情が現れていたので、何か有るなと思ったら…有りました。 何とACアダプター接続時にタッチパネルが作動不良を起こします。 症状としてはタッチの70%程度しか認識されないという不思議なもの。 ドライバーを再インストールしたりしても変わらないので、ハード的なトラブルのよう。 まあ、タブレットなんてACにつないだ状態で使用する事なんて殆ど無いので無視しても良いレベルのトラブルと言ってもいいけど…明記して欲しかった(書いてあったら落札しないw)。 さて私のメインタブレットはAmazonのFire8でした。 画面の大きさもちょうど良く、画質も良く動作もまあまあサクサクで気に入っていたんですが、2年ほど前に突然死…(2年位しか使ってないのに) それ以降スマホをタブレット代わりに使っていましたが、寄る年波には勝てず老眼が進行(笑) 今や10型すら足りん。 以前買ったマウスのE10はタブレットとして足りるか?との問いには“No”。 10型は小さいし、画質がタブレットとしてはダメ(縦置時の視野角が狭い)、何しろ1kgはマジ重い。 早速Surface Pro 4を使ってみましたが、大画面なのは凄く良いが少し重い。 約800gは手でずっと持つにはつらい。 まあ膝の上に置いたり、机の上に置いて使うのが良いですね。立派なスタンドが付いているし。 Surface Pro 4はタブレットと言っても実質PCなので、高負荷時はCPUファンが回ります。 しかしそんなに煩くは無く、膝が少し温まる程度なので問題無し。 フルサイズUSBポートが有るのはかなり便利。 立派なのは駆動時間。 Core i5と大画面というバッテリー駆動には不利なマシンながら、実使用でも8時間以上持つ感じ。 省電力モードを使うと約15時間とPC上では表示されます。 重いっちゃ重いけど、12型を超える大画面に高画質という事で希望のタブレットを入手できたのは嬉しい事です。 最後にベンチマーク。 Surface Pro 4 LIFEBOOK U937/R スペック的に似通ったマシン同士なのでスコアも近いですね。 LIFEBOOKの方がCPUの世代が新しいのでスコアも上になっています。 どちらもサクサクです。 ・2024/2/11更新 中古で買ったSurface Pro 4は欠点もあれど、綺麗な大画面液晶など今だ魅力的なWindowsタブレットです。 しかし私が買ったのはキーボードレスタイプの物だったので色々苦労しました。 で、ずっとSurface Pro 4の純正キーボードが欲しかったんです。しかし新品ではもう手に入らない。 純正でなければ今でも新品で5000円程度で買えるんですが、互換品はブルーツース接続でバッテリー駆動なのが嫌なんですよね。 純正はUSB接続で電力も本体からもらうので。 結局ヤフオクで中古を買いました。 しかし最初に来たのは酷かった。 何やらジュースか何かこぼした様な跡があり、案の定ジュースが染みたのか端子付近が腐食し接続しても認識しない。 クレームを入れるとすぐに代替品を送ってくれたのは良かった。 次に来たのは見た目もきれいで、正常に動作しました。 純正は良いですね。 キーボードバックライトも付いているし、バッテリー駆動じゃないから薄くてコンパクト。 カバー代わりにもなるので、やはりSurface Pro 4にキーボードは必要ですなー |