以前体験版をレビューしたフェーズパラドックスの製品版を購入。
意外にも入手は難しく、結構PS2ではこの手のゲーム(3DSFアドベンチャー)が少ないため、このジャンルにユーザーは飢えていたのではと思わせられた。
さてOPは体験版まんまだったのが残念だったが、当然シナリオは事件が起きた早い時間から始まる事になる。
現在体験版と同じフェーズまでたどり着いたので、それまでに感じた印象を書きたい。
移動する事によりストーリーが進展していく当ゲームでは、走行モードが有ったり、マップがオーバーレイされるのは良いと思う。
この点で、移動に関して不満が起きるという事はまだない。
まだシナリオ的には序盤だと思うのだが、早速様々な選択を迫られることになる。
体験版でも書いたとおり、このゲームでの選択は当たりかハズレかしかないので、間違った選択をして死んだときにコンテニューできるが、シーンのスキップが出来るときと出来ない時が有るのは痛い(イベントのみスキップか)。
コンテニューで、たまにかなり前に戻されることが有るのだが、これはイライラするだろう。
セーブがフェーズ毎にしか出来ないのに選択ミスると死にまくる。これもかなりイライラさせられるか。
次回から間違った選択をしないようにメモを用意してプレイする必要が有りそうだ。
この辺り体験版から何も変わっていないのが残念だ。
また現時点ではゲームは全てリアルタイムレンダリングで進行しているのだが、モーションが今一人間臭くなく、たまにロボットの様な印象を受ける。これは要努力だったのでは無いだろうか。
しかし時間が無いなかプレイしていたのだが、ストーリーが三人の主人公の観点で切り替わりながら進行し、個人的に好きなSFものという事で、ついつい睡眠時間を削ってまでプレイしてしまう。
確かにプレイしおわれば、ありきたりだったと言ってしまうのだろうが、この雰囲気を味わえるのは良い。
早く続きをプレイしたいものだ。
またBGMが殆ど無いのも独特な雰囲気をもたらしている。
現時点ではまだ評価は下せられないが、購入して損をすることはない印象である。
それどころか、SFサスペンスものに興味があるなら、是非この世界観を味わった方が良いだろう。