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PCハードレビュー |
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・HARO Escape 8.1ねた 前回は結局スターファングルナット入れなきゃだめじゃん!ってところでしたが、それを打ち込む工具もまあまあします。 有名なホーザンの物だと3000円前後でしょうか。 一度くらいしか使わない工具にしては中々躊躇する価格です。 ところがAmazonをよく見ると同じような工具でギザプロダクツという所から、アンカーナットセッターという工具が1500円以下で出ているではないですか! レビューが一件しか無いのが心配でしたが購入してみる事に。 (一緒にスターファングルナットも) 届いた商品は分かりやすい説明書も付いており、造りも良い。 コラムにぴったりはまる。 ナットをセットしてゴムハンマーでコンコンと叩くと結構簡単に入っていきます。 この工具は行きあたりまで叩くと、ちょうどコラム上から12mm程度のところに綺麗に入るようになっていて感心しました。 これならプロに頼まなくても良いですね!(ぉぃ 当たり前ですがきちんとしたスターファングルナットを挿入したので、ステムもしっかり止まります。 これでやっと新しいサスペンションフォークを試せるぞ!と試乗に出かけてみると… ハ、ハンドリングがおかしい! ギクシャクする! 冷や汗をかきながら(実際には暑いので普通の汗)ヘッド周りをチェックすると、なんとフォーククラウンとヘッド下部が接触している! なんと前回導入したクラウンレースでは高さが足りてない(゚Д゚ ;)嘘でしょ? これは泥沼にはまる予感… といってもクラウンレース自体に高い低いが有る訳ではないので、結局HAROのヘッドセットと買ったクラウンレースが合わないのか、それとも経年劣化でヘッドセット内部のパーツが内部に食い込んでしまったのか。 これは新しいヘッドセットを買うしかあるまい・・・と思って、どれを買ったらいいか調べてみる事に。 そもそもMTBはアヘッドという規格のヘッドパーツを採用している訳ですが(ルック車とかは違う事もあるけど)、どうもHAROのMTBは通常のアヘッドでは無いことは見て分かります。 それじゃ何? HARO2003年モデルの情報なんてほとんど無いけど、調べる事数時間。 何とこのMTBのヘッドセットは“セミインテグラル・ロープロファイル・ゼロスタックタイプ”という妙に長い名前の仕様らしい(笑) 超マイナーなのかと思いきや、MTBの世界では一般的というのが自分の知識不足を露呈する事に。 いや、マジ知りませんでしたよそんな用語。 Amazonで検索するとインテグラルタイプよりは少ないですが、まあまあ商品は有りますね。 という事で3000円くらいのものをポチ… そう言えばヘッドの脱着ってどうするんだ?>検索 工具たけー!!!(特に圧入工具は数万のも) プロショップに依頼しても工賃5000〜6000円はかかる様です。(うちの店はプロショップじゃないんで工具無い(白目)) しかも劣化しかけたHAROのアルミフレームMTBでは再圧入の圧力にヘッドの金属がもつのかという心配も(実際欠けてきてる) はーどうすんべー(;`Д´) ・・・ そうだ、もともとXCMは普通に動いていたんだからXCMのクラウンレースを使えば良いじゃない。 それだ!(タダだし) しかし2年もほったらかした(そうじゃなくても結果は同じと思うけど)XCMのクラウンレースは錆と共にしっかりと固着しており、強力ネジゆるみ剤を導入してもマイナスドライバーの方が負けてしまう有様(アルミ製クラウンにも傷が…)。 こうなればクラウンレースリムーバーを買うか>Amazonチェック>4000円近いの!? むりー 続く。 | |||
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・HARO Escape 8.1ねた 2年ほど前にレストアしていたMTBですがフロントフォークを交換しました。 このEscape 8.1はフォークが最初はMarzocchi MZ COMP、次がGRIND OS。 レストア後はSR SUNTOUR XCM-V3 HLO 100mmトラベル 9mmQR。 このXCMはヤフオクで新車外し(恐らく)品として売られていたもので(今も定期的に出品しているからどんだけ在庫しているんだw)、下玉押し(クラウンレース)装着済みのもの。 で、この最初に付いていたクラウンレースがくせ者で、まあその時点でクラウンレースに種類が有るなんて知らなかったんですが、何と装着時にクランとヘッドパーツとの間に4mmほど間が開いてしまう。 いわゆるちゃんとハマっていないんです。 とりあえず使用に問題は無かったのですが、荒い乗り方をしたらヘッドパーツに負荷が掛かって壊していたかもしれませんね。 ググるとこのクラウンレースの形状はFSA The Pigってやつのっぽい。 じゃあ自分のMTBに合うクラウンレースはどれだ?となるとこれもややこしい。 MTB用のアヘッドヘッドパーツなら共通しているんだろうなんて甘い考えでした。 様々なメーカーがヘッドパーツを出していますが、クラウンレースはその種類だけ存在すると考えても良いらしい。 まじ!?( д ) ゚ ゚ ホーザン インテグラルヘッド情報 上記のサイトを参考にするとうちのMTBのヘッドパーツはロープロファイルのCaneCreek製なのでアングル36のタイプで汎用品が使えるらしい。 クラウンレース圧入工具を買うのが勿体なかったので割入りタイプを買いました。 これだと指で押し込む程度で装着でき楽です。 新品のフォークはスターファングルナットが未挿入なのも悩み。 専用工具も結構高いので、プレッシャーアンカータイプのヘッドパーツを買ってみる事に。 KCNCプレッシャーアンカーヘッドパーツ(1500〜2500円)。 で、フォーク自体はこれまたヤフオクで売られていた、 Marzocchi MZ RACE 80mmトラベル ロックアウト&プリロードアジャスト 新品未使用 というのを購入。 商品自体は6500円と、XCMが8500円だった事を考えるとお値打ち。 重量は2.6kgから2.2kgと結構軽くなる(実測)。 中身はSR SUNTOUR製らしい。 トラベル量が80mmというのが不思議で、出品者の間違いか?と思うも、そもそもフォーク自体にトラベル量とかの記載は無く、体重をかけてみても50mm程度くらいまでしかXCM(100mmトラベル)もこのフォークもストロークさせられないので真偽は不明… スタンチオンのアウターレッグから出ている量もXCMと20mm差が有るわけでも無い。 そもそもMarzocchi MZ RACEというフォークの情報自体がMarzocchiのサイトに無い。 恐らく完成車向け専用製品なんでしょう。 サスフォークのグレード的にはそれこそXCMと同じくらいなんじゃないでしょうか(部品も共通っぽいし)。 どちらもフォーク本体の注意に“使っていいのは林道くらいまで!ハードなダウンヒルとかもってのほか!”って書いて有ります(笑) 新たに買ったクラウンレースはバッチリとはまり一安心。 しかし実際の装着で他に問題が。 KCNCプレッシャーアンカーがいくら固定してもすっぽ抜けるw 規定が5Nmまでとあるけど体感で10Nm程度の力で固定してもスルッスル。 手の力くらいだと固定されているように感じるけど、実際にヘッドキャップを付けると一緒に抵抗なく上がってくる。 アルミやカーボンのコラムチューブなら問題無いという口コミでしたが、スチール製のコラムチューブとは相性悪いんでしょうか。 という事で諦めてスターファングルナットと挿入用専用工具を買うことに。 続く。 | |||
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・JAMIS(ジェイミス)TRAIL X2 2年ほど前に友人宅に引き取られたJAMISのMTBですが、今回ディレーラー周りのトラブルが有るという事で店の方に入庫されました。 ↑これは私が買った時の状態の写真 見るとディレーラーハンガーがもげてディレーラーも曲がっていました。 こういう時にディレーラーハンガー装着車だと、ハンガーが身代わりに壊れてくれて助かるから良いですね。 しかしJAMISのMTBなんてレアな自転車のハンガーなんて手に入るのか?と思い数日調べましたが、JAMIS自体は国内に代理店が有るものの補修パーツは契約した店にしか卸さないそうで。 結局Amazonでハンガーだけ売られているようなので(アメリカから出荷しているっぽいw)そちらを友人に買ってもらい、ディレーラーやその他もろもろは店で手配する事にしました。 私の手を離れてから2年近く見る事のなかったTRAIL X2なのでその間の経年劣化を見る良い機会です。 ふーむ、ワイヤー類はスチール製だけあってサビでボロボロですね。 変速やブレーキの操作に支障がでるレベルまではまだ少しという所。 チェーンもノーメンテだったんでしょう。サビでボロボロ。 ディスクブレーキ関連は若干サビていましたが思ったほどでは無い。 RSTのサスペンションはインナーレッグ(スタンチオンチューブ)が可動域より上部にサビが見られる。 フレームは汚れているものの、新車時に養生をしていたためそれを剥がすとピカピカの塗装面が出てきました。 ネジ類は意外や意外、サビているものが少なく良心的な造りなんだなーと感心。 TRAIL X2は定価ベースだと5万円台のエントリーMTBになりますが、やはりこのクラスになるとノーメンテでもそこそこ良い状態を保っていますね。 2〜3万前後のATBルック車だと2年もノーメンテだと見るも無残、捨てたくなるくらいサビサビで、駆動部分もちょっとやそっとのパーツ交換では良くなる見込みが無いものが多いです。 予算の問題は有るでしょうが、やはり上のものは長持ちしますね。 という事でワイヤー類はステンレス製に交換。たっぷりグリスも塗布。 チェーンもシマノのメッキ仕様の良い物に交換。 サビたインナーレッグは余っていたフレキシブルパイプでサビ隠し(笑) 汚くなっていた養生は綺麗に剥がし、再度養生を貼り付け。 新しいディレーラーとハンガーを取り付け、各部の調整を行うと、まるで新車みたいに。 ここまでやると工賃やパーツ代で1万を軽く超えますが、またノーメンテでも数年は調子よく乗れる状態になったんじゃないでしょうか。 安い自転車でも雨ざらしにしない、雨天走行後はフレームの水分抜き取り、チェーンに注油しておく程度でもかなり良い状態を保てます。 また、ワイヤー類は初期ではスチール製が殆どなので早めにステンレス製に変えておくと長持ちして良いですね。 そもそもステンレス製とスチール製でワイヤー自体の値段は殆ど変わらないのにメーカーが採用しないのは、買い替え需要を見込んで、だと私は邪推します(笑) 消耗品は取り換えればいいだけなんですけどね。 それを理解していない消費者も多いので。 | |||
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・自転車技士&自転車安全整備士 自転車店で働いていると取るよう勧められる&ほぼ強制的に取らされるのが上記の資格です。 特に安全整備士の資格はTSマークを自転車に貼るために必須の資格となっています。 しかしまあ勉強していて思うのは、わざわざ二つに分けるなよ!という事。 確かに技術面に重きを置く技士と、安全面に重きを置く安全整備士と若干中身は違うのですが普通は両方取るし、実技は共通だし(受験会場も受験日も一緒)両方受けると受験料バカ高いし(3万円オーバー)、統一して安く受けられるようにして貰いたいものです。 この実技なんですが、これが何と自転車を自前で用意しないといけないんですね! てっきり3万も払うんだから車体くらい用意してくれていると思いましたよ(電気工事士のように工具のみ持ち込みかと思っていた)。 どんな自転車で実技を行うかはレギュレーションが決まっています。 ブレーキはディスクは不可だし、小径車や折り畳みも不可。 フロントシングルは不可。 ロード、クロス、ATBは問わないようですが、ドロップハンドルは時間が掛かるのでクロスバイクかATBが多いようです。 実技で恐ろしいのは後車輪の分解組み立てがある事。 スポーク一本単位までばらして再度組み立てます(もちろん振れ取りも)。 私の場合はこれだけで実技の半分の時間を使ってしまいます。 後車輪の組み立て、変速パーツ、チェーン取り付け、ブレーキ、ハンドル周りなどのパーツ取り付け、変速やブレーキの調整などを80分以内に完成させる必要が有ります。 (クランク、Fディレーラー、フォークは付いているよレベル) 時間オーバーは即0点という厳しさ。 これを素人が実務経験2年したくらいでクリアするなんて無理でしょ!?という難易度です。 私が働いている店は大手チェーン店なので今年1月から月一ペースで講習会を行ってくれ、ホイール組みから教えてくれているのでありがたいものです。 (車で言うところの教習所組ですねw 普通は一発試験) しかも実技で使う自転車まで用意してくれているとは。 前置きが相当長くなりましたが、この用意してくれている自転車がくせ者で、買うと2万しないいわゆるATBルック車。 もうあちこちが低クオリティーです。 せっかくセミナーを受講しているのに毎年60%台の合格率(一発組と変わらない)らしいですが、こんな安いチャリで試験に臨んだらそりゃ落ちますよってレベル(笑) 特にひどいなと感じたのがリアディレーラー これは1万前後のママチャリから2万円台のATB、クロスルック車、小径車に良く使われているシマノTY21です。 買うと1400円前後。 前回のセミナーの模擬試験で実技が失格になったのですが、それがこのディレーラーの精度の悪さのせいでした。 このディレーラーもフロントシングルなら問題の無い精度なのですが、試験で使う車両のようにフロントトリプルだと、どうしてもフロントインナー、アウターどちらかで正確にシフトできずリアが上がりきれない、下がりきれないという状態になりがちです。 (当たり外れもありますけど私の車両は外れでした) 通常の使用ではそういう場合でもシフターをオーバーシュート気味に操作する事によって変速を完了させる事ができますが、試験ではそういう適当動作が許されていません。 (ペダルを回転させながらの変速は行わない) やっすい機材のせいで試験に不合格するのはイヤやー!という事で用意したのがコレ。 シマノTX35。 試験で使うルック車のディレーラーはブラケットタイプ(逆爪)じゃないと付けられないので、合うのを探すのに苦労しました(結局Amazonでは買えず)。 TX35はTY21同様ターニーグレードですが、中身的にはアルタスにも匹敵する良い製品です。 残念ながらこれ廃盤になったらしく入手困難なんですが、ヨドバシに2000円程度で有って助かりました。 装着してみると、はー全然違うわ!ある意味ダラダラ動くTY21に対して、TX35はシャキ!シャキ!と小気味良く正確に動いてくれます。 実際触ってみるとブラケット部や本体リンク部の剛性が全然違いますね。 ねじる力を加えるとTY21はグラグラ動きますが、TX35は簡単には動きません。 これで試験にも勝つる!と思ったのですが頭の固い講師陣がディレーラーの持ち込みを許可してくれるのかそれが心配です。 レギュレーション的には問題ないのですが、社内的にどうかと思う!とか言われそう(笑) まあその時にはその時だなー というわけでTX35お勧め!(廃盤だけど完成車向けには供給しているので修復部品として取り寄せ可能みたい) | |||
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・懐かしの自販機巡り(一ヶ所) Youtubeで好きな動画に、昭和懐かしい自販機を巡る動画が有ります。 子供のころ国道沿いなどに良く有ったオートスナックやオートレストランの類。 私が子供のころ住んでいた盛岡市内のオートレストランにはカレー、うどん、そば、ハンバーガー、寿司(!?)の自販機が有った記憶が有りますねー 大人になったら買うぞー、と意気込みつつも大人になるとコンビニが台頭して結局近所のオートレストランは無くなりました(残念)。 こういう思いをした大人も多いようで、この懐かしの自販機巡り動画ってのは人気有るみたいです。 かなり絶命状態の食べ物系自販機ですが調べると全国数か所にまだ残っているようで、この鹿児島にも九州唯一(マジ!?)といううどん、そば、ハンバーガー自販機が有るそうで。 で、行ってきました。 市内の自宅からだと車で1時間少々。 とりあえず金峰に向かう道路沿いにある栗乃屋で大判焼き(小ぶり)を買い腹ごしらえ。 色んなアンが有り楽しいです。 そのまま海を目指して一時間程度走り続けると有りました。 阿久根商店!(阿久根ではなく加世田に有る) あまりにも地味に有るので、ここは何回も通っていたのに気が付きませんでした。 (普通の自販機コーナーだと思っていた) 中を見ると・・・ キター うどん・そば自販機にハンバーガー自販機! こんな汚い…もとい古い外観ですが、マニアのために、すぐ近くに有る阿久根製麺工場さんが保守してくれているそうです。感謝。 まずはそばを頂く事に。値段は330円だったか350円だったか。 当たりでチャーシュー付きだそうです。 当たりキター! 天ぷらの他にさつま揚げと、当たりのチャーシューが入っていました。 アツアツのこれが自販機から25秒で出てくるなんて信じられませんね。 味は普通のそばで、おそば自体もおいしいです。 チャーシューもおいしい。 これで300円台なら良いんじゃないですか! 食べているとニャーンと声がして、自販機の裏からネコがやってきました。 いらっしゃいませーとでも言っていたのでしょうか(たぶん違う)。 お次はハンバーガー自販機を。 こちらはチーズバーガーだけで220円。 かろうじて動いているご老体って感じです。 お勤めお疲れ様です。 数十秒して出てきたハコがまたレトロ! 嬉しいですね。 ハンバーガーはチーズもとろけて美味しい。 コンビニの安いチーズバーガーより確実に美味しいですね。 自販機の維持を考えると本当に採算度外視でやっているな、という感じでレトロマニアのために頑張ってくださっている阿久根商店には感謝です。 鹿児島市とは反対側の東シナ海を見ると、曇っていますが波も穏やかで、激しかった梅雨も去ったのかな?と思わせる空気でした。 もうすぐ夏ですねー | |||
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