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2017/4/29


・NESTO FALAD CLR-J


 MERIDAはRIDE80など、エントリーでもそこそこのロードが有り助かっていましたが、自分の勤めている店ではMERIDAの取り扱いができなくなり、10万以下でまともなロードは他に無いかと探していたら上記のロードを見つけました。

NESTOは自転車メーカーの老舗marukinのスポーツブランドです。


主なスペックとしては6061アルミフレームにカーボンフォーク、Clarisフルコンポ、ホイールがシマノR501、重量約9.5kg。

タイヤはMAXXIS RE-FUSE 700x25c。

実売8万前後のロードとしてはかなり良いのではないでしょうか。


しかしスペックだけで走りがダメだと意味が無いので到着を楽しみにまっていました。





整備後試乗してみると、アルミらしい固さを感じつつ車体剛性が高く良く進む。加速感も申し分無し。

恐らくフレームはジャイアント製でしょう(ホダカなので)。

以前乗ったジャイアントTCRに感覚が似ています。


ブレーキがClarisという事で効きも良いかと思っていたのですが、下手なTEKTROより効きませんね。

ブレーキ本体の剛性は十分そうなので、シューだけアルテグラに換えればブレーキの効きも改善して弱点が無くなりそうです。




色はブラックマイカと表現していいかな。

ブラックのClarisクランクが珍しい。ガード付き。

デカール等はシンプルでNESTOの文字が入るのみの男らしさw


 
2017/4/29


・FUJI SPORTIF 2.1


 購入してから分かった、困った事の一つがボトルケージの干渉です。

スペック的にはダブルボトル対応となっているのですが、私が買った490mmサイズのフレームだとどうしても干渉して、排他使用となってしまいます。

仕方が無いのでツールボックスを生かして、ドリンクの方はハンドルに回しました。




 ↑TOPEAKのハンドルバー用ケージを使用


けどこれだと運転の邪魔ですし、ドリンク満載状態だとハンドリングに差し障ります。

何か良いの無いかなーとAmazonを見ていると、TOPEAKのQR Cage Mountという商品を見つけました。





お値段は600円もせず。プラ製でケージを簡単に脱着できる仕組みになっています。

今回は脱着のギミックではなく、このオフセットされた取り付け位置を活用する事にしました。


取り付けてみると約2cm上方にオフセットできました。





それでも1cm程度足らないですが、このボトルケージは底までボトルが行ってなくてもサポートできるタイプのものなので、走行中すっぽ抜ける事はなさそうです。


とりあえずこれで携帯ポンプ、ツールボックス、OGKの4シーズンボトルが共存できるようになったので助かりました。


 
2017/4/22


・FUJI SPORTIF 2.1


 ロードバイクにスタンドを取り付けるのは邪道ですが、無いとかなり不便なんですよね。

という事でAmazonで900円前後で売られている格安のPowseed(パワーシード)のアルミ製一点止め片足スタンドを購入しました(約300g)。







安いけど結構良い造りで安心、アルミボディーにステンレスボルトでしょうか。安いのにコスト掛けてますね。

テストした限りでは足にも当たらないようでしたが。


ついでにホイールをバラしてSPORTIF 2.1のスペックを取る事に。





タイヤはVera Helios 700×25c。
ワイヤービードで一本340g。
ワイヤービードとしては普通の重さ。

ケブラービードが200g台前半なのでケブラーからすると100g程度重いですね。


チューブは中国製の700x15-25cの結構厚手のものが使われていました。
一本110g。
軽量タイプだと70g前後のが有りますが、通常タイプとしては普通の重さ。


リムテープは一本15g。軽いけど安っぽいのが付いていた(笑)


クイックリリースは前58g、後60g。
普通の重さ。


カセットスプロケットは11-32T-9sだけあり360gとかなり重い。
11-28Tとかにすれば若干軽くできるけどしょうがない。


肝心のホイール(Vera Corsa)は前935g、後1180g、計2115g。
スポーク数 前24 後28。

エアロスポーク。

鉄下駄代表のWH-R501が前20後24で約1950gなので、標準ホイールは重い方ですね(エントリー車の純正としては普通)。
けどスポーク数がロード用にしては多く頑丈で、しかも漕いだ感じではそこまで重く感じなかったのでこれはこれでアリなのかもしれません。



 
2017/4/21


・Vostro 15 3000(3561)


 週一くらいで使っているDELLのノートですが、ここ1、2週間起動後画面が真っ暗になる症状に陥っていました。

なんで?と思い液晶ディスプレイを開け閉めすると画面が点くので、もう壊れたんかい!と思っていたのですが、もしやと思いディスプレイドライバーをDELLのサポートWebに有る10.18.10.4491に戻したら、その症状は無くなりました。

DELLのノートPCにはドライバーを常に最新の物にするアップデートツールがインストールされていますが、それがここ最近、症状の出たバージョンのドライバーをインストールしたんでしょうね(バージョンをメモるのを忘れた…)。

安定して動いているPCに余計な事するなよ…と思いながらDELL UPDATEは削除しました。

メーカー製PCはこういう余計なツールが入っているのが嫌なんですよね(^^;


 
2017/4/19


・FUJI SPORTIF 2.1


 105キャリパーブレーキでは微妙にアーム長が足りない件ですが、0.5mm程度なら騙し騙し使おうかな、と思っていたのですが明るい場所で良く見ると0.5mmどころか1.0mmはリムの制動面からはみ出しているじゃないの!

パニックブレーキなどで強い力が加わった場合、シューの変形でタイヤサイドを痛めてしまう可能性も有ります。

どうしようかーと検討してみると、大体二通りの解決法が有りました。

まずはオフセットブレーキシューケースという、ブレーキシュー自体の位置を延長させる方法。

ただこの延長ケース自体が4千円前後し、しかも延長した場合でもシューケースが動く(ずれる)可能性もあり不安が。

もう一つはロングアーム(ロングアーチ)タイプのブレーキに交換する事。

シマノ製だとBR-R451(Tiagra相当)、BR-R650(105相当)などが今有りますね。

価格はR451が3千円前後、R650が5千円強。
105相当はやはり高い… R451だと制動力が105に結構劣る(というレビュー)のが気になる。


ああ、面倒だな…と思いつつ105のブレーキを見ていると、アームのシュー固定部分が意外とぶ厚い事に気付く。


“あれ?これ1mm程度ならぜんぜん削ってもいけるんじゃない?”





削ってみた。

1mm程度なら問題無さそうですね(だれも保証はしない)。





取り付けてみると、1mm削ってジャスト!
制動面からギリギリはみ出さない状態に収まりました。

これで気兼ねなくブレーキを掛けられます。


 
2017/4/17


・FUJI SPORTIF 2.1


 4/6に処理が始まってから10日で到着しました。
発送まで最長12日と言われていたのでかなり速かったですね。よかったよかった。

完組なので、自転車がまるまる入る10kg以上の巨大な段ボール箱ですがヤマトの人が5階まで運んでくれました。有り難い。





多量の段ボールを片付けやっとお目見え!

早速重量を量ってみる。

カタログ値では約10.3kgだけど…?

な、なんと実測約9.7kg!

0.6kg近く軽いやんけ!


やっぱりカタログ詐欺(嬉しい方)だったか。


ペダルはちゃちいプラベースの使いにくそうな(クリップ直付け)代物だったので、Amazonで買っておいた軽量ペダルを装着。





ESSEE 台湾製 クロモリスピンドル、6061切削アルミ踏面 ペア約260g
凝った作りで軽くて良く回るけどAmazonで2500円前後と安い。





標準で付いていたノーブランドキャリパーブレーキと105(BR5800)。

ゴツサが違いすぎる。標準のは柔すぎ。105ゴツすぎ。


とりあえずノーマルブレーキで試乗。


おお!いいじゃない!

Newbaranceロードで感じたポジションの違和感や進まない感じとはまったく無縁。

ポジションが合っているのか走っても楽。

そして良く進む。


NBロードでは後期ホイールをR501、タイヤをパナクローザープラス(23c)にしていましたが、100psi程度でもかなりの固さ&振動で疲労が溜まりました。

しかしFUJIロードが履いているVera Corsaホイール+Vera Heliosタイヤ(700x25c)では100psiにしても固い感じは無く乗り心地が良い。

検索しても情報が全く無いVeraですが良いですね。
Formulaハブも結構良く回ります。

私が住んでいるエリアは小山の上の団地なので結構な勾配の坂道だらけなのですが、フロント34Txリア32Tが有るのでロードとは思えない軽さでシッティングでスイスイ登れます。

MTBの一番軽いギアで登るより楽なので、やはり車体の軽さとホイールの軽さが効いているんでしょう。


少し乗っただけでこれいいじゃない!と思ったのですが、すぐに幾つかの弱点も判明。


最大の欠点はブレーキが効かない。

TEKTROのキャリパーブレーキも効かないけど、このノーブランドのキャリパーブレーキも効かない。

ブラケットポジションでは減速させるのが精一杯。
10万前後のロードまではブレーキをコストダウンしているのが当たり前と言えば当たり前なんですが、命に係わる部品だけに効かないのはやばいよね…


以前のNBロードではシューだけアルテグラに換えて凌いでいましたが、今回のノーブランドはそれですらダメらしいという情報を仕入れ、今回はすでに105ブレーキ(BR5800)を仕入れていました(約6500円)。





取り付けてみるとアーム長が足りない!
後1mmあれば…

けどリム端を0.5mm程度超えている状態なので、様子を見ながら使う事にします。

このSPORTIF 2.1はツーリング車と言って良い車格なので(前後ダボ穴有り)32c程度の太いタイヤも履けるようクリアランスが広いんですよね。

それでロード用のキャリパーブレーキだと微妙に届かないんでしょう(105のキャリパーブレーキは28cまで対応)。


これらの作業をしていたら深夜になったので、軽くテストだけしてみるとロックすらできなかったノーブランドに対し、105はブラケットポジションでもロック可能でした。

晴れた日中にちゃんと走行してみたいですね。


 
2017/4/12


・FUJI SPORTIF 2.1


 更新するネタが無いので、最近買った(届いてはいない)ロードの紹介でも…


 Newbalanceのロードを手放して早や半年、次のロード探しをしていました。

予算的には5〜6万で。年始から年度末までの旧モデル処分(30〜40%オフ)を狙ってウオッチ(コンポは最低でもClarisできればSORA)。

安い店は色々ありましたが、しかしもう少し安くなるんじゃないか、などと様子見しているうちにどんどんお目当ての車種は売れていき、4月に入ったら殆どまともな商品は無い状態に(有っても色が独特とかサイズがXSかXLしかない)。

もういっそ4万前後で手に入る中華ロード(TOTEMやTRINXなどの中華メーカーでClarisコンポ)にするか、とも思ったのですが以前安い中華フレームを買ってガッカリした経験を思い出し躊躇(笑)。

折角Newbalanceのロードや中華安物フレームで良い勉強をしたのにまた同じ轍を踏むわけには…

で、今年はもう安く買えるシーズン終わったかなと思いながらふと楽天を眺めていると、FUJIのロードがしかもサイズ490mmが有るじゃないですか!
しかも展示品ではなく本当の新品(箱入りアウトレット)が50%OFF(約6万)。

FUJIに関しては店のPALETTE(6万円台クロス)を試乗してかなりの好感触を得ていたので、性能は信頼できると踏みました(お店はクラウンギアズ楽天店)。


(画像はFUJIサイトの資料映像より)


FUJI SPORTIF 2.1

SPEC

Frame:A2-SL compact double-butted alloy
Fork:FC-770 carbon
Crankset:Shimano FC-345, 50/34T
BB:Shimano Octalink
FD:Shimano Sora, 34.9mm clamp
RD:Shimano Sora, 9-speed
STI:Shimano Sora, STI, 9-speed
Casette:Shimano HG50 , 11-32T, 9-speed
Chain:KMC X9 w/ MissingLink, 9-speed
Wheelset:Vera Corsa DPM27,24/28h, Formula hub
Tire:Vera Helios, 700×25c, 60tpi
Brake:Alloy dual pivot, 47mm-57mm reach
Headset:FSA, 1 1/8” integrated
Handlebar:Oval Concepts 301, butted 6061 alloy, 31.8mm
Stem:Oval Concepts 313, 6061 3D-forged alloy, 31.8mm, 7 degrees
Saddle:Oval Concepts R300 w/ steel rails
Seatpost:Oval Concepts 300, 6061 alloy, 27.2mm, double-bolt
Weight:10.29kg





フジにはルーベという立派なロードが有りますが、このスポルティーフはロードというよりツーリング車に近い性格の様です(名前のスポルティーフ自体がそういう意味)。

車重も10kg少々有りますし、ジオメトリーも速さより楽さを重きに置いた感じ。メインコンポはSORA。

スプロケットが11-32Tと、うちのHAROのMTBに付けているものよりもワイドレシオ(笑)。坂は楽そう。


このSPORTIF 2.1は登場が2015年で、買ったのはマイナーチェンジを受けた2016年モデル(モデルは2016年を最後に消失)。

不思議な事に2015年モデルの車重は約9.8kgなのに2016年は10.28kgにアップ。

変更点はRDがTIAGRAからSORA、クランクとBBがFSAからSHIMANOに。

しかしこれら3点では100gも変わらないんですよね。
500gもどこでデブったのか謎です。

届いたら実測してみましょう…


注文したのは1週間ほど前ですが、4月という自転車店にとっての最大の繁忙期のため、納期までに2週間以上かかるそうで。

うちの店ですら納車待ちが何十台も所狭しと売り場を圧迫していましたから、通販もしている店は凄い事になっているんでしょう。

ちなみに箱のまま(7分組み)だと即納という事だったのでそれで、と思ったら箱のままだとメーカー保証が受けられないと聞き、仕方なく2週間待つ事にした次第です。


到着が待ち遠しいですね(今が一番楽しい罠)。


余談:フジは名前からすると日本のメーカーに思われがちですが、実際はアメリカのメーカーです。

前も書いたけど、オリジナルの日米富士自転車がアメリカ資本に買い取られて、今のFUJIというアメリカメーカーになっています。

ちなみにSHOGUN(将軍)はアメリカで売られた日本のメーカーの自転車だそうですね(笑)。


 






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